身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

文芸

倫理の原点は違和感を覚えるかどうか(TVドラマ「素敵な選TAXI」を観て)。

コロナ禍で撮影できなかった番組の代わりにフジテレビで2014年制作のTVドラマ「素敵な選TAXI」が特別編で放送された。コロナ禍の代替放送では、色々な放送局で古くて良い番組をチョイスしているのだが、本作はリアルタイムで観たことがないので観た。 なんと…

私と同世代の在日韓国人の名前(鷺沢萠著『ビューティフル・ネーム』を読んで)。

※最近、読書感想文のネタを探しに来る若者が多いので予め書いておくが小説の内容については一切、触れていない。 昨日は結局、軽くビールを飲んだ。それから他人様のBlogやネットの動画配信を見たので、あぁ、こんなコメントをしなければよかった思うことが…

家族編。

昨日は疲れて横になっていて、時計を見たら午後8時50分なので驚いた。写真しかアップしないというヤッツケ仕事なのに、普段より好評というのは如何なものか。まぁ、好評の定義は多々あって、このBlogの本来の目的とは少し離れて、「ほぼライブ」に近い評価…

鷺沢萠ふたたび。

今日は調子の悪さが平素より酷く午後5時まで臥せっていた。叔父と母の戸籍を取りに千代田区役所(神保町支所)に行こうと思っていたのに手遅れである。 しかし、父の生れこそ横浜だが、母と叔父の生まれは荒川区、私は文京区、母と叔父の本籍は麹町区(現・…

思いと考え(鷺沢萠著『今日も未明に電話は鳴った』を読んで)。

今日は通院で、「通院の記録」として書こうか迷ったのだが、昨日、この本について書くと書いたので、その通りにする。実は、昨日、疲れて寝てしまい、目が覚めたのが午後8時50分という有様だった。前日にアップロードした映像を使ったのは、そういう都合も…

いちど付いたイメージ。

最近、自分で、つまんねぇBlog書いてんなぁ、という自覚がある。昨日のようなものは例外にしても(チンピラには、やはり借りパクされた)、普段も書きながら、自分で何てツマラナいものを書いているのだろうと思うこと、しばしば、というか、ほとんど。 さて…

30年後の「チャーミーグリーン」。

朝、起きるのが辛い。起きてもダルい。本を読むどころかTVドラマを観るのも難儀する。寝不足が溜まってるな… と思って訪問看護師に話すと、どうも純粋に体力が落ちているだけのようだ。事務も捗らず、今は午後8時半、この内容で午後9時まで書き上げる自信…

階級的憎悪感。

昨日は、夜、寝床に入ってから妙なスイッチが入ってしまい、ろくすっぽ寝ていない。眠れなくて本を読むが、眠剤が効いているから中身を覚えていない。かたや昼は昼で反動で寝てしまった。 眠剤が効いていると自分でも何をしているのか判らない。昨日、もうす…

もうすぐ葉桜忌

4月11日は鷺沢萠(故人は敬称略とする)の命日、通称・葉桜忌である。2004年に35歳で没。当時は読んだことがないのに著書が家にあったのは、おそらく行動範囲が似ているからだったろうことは書いた。病気さえしていなければ会えたかもしれない、惜しい思い…

死にたくなって鷺沢萠作品を読んでいる。

今日も朝から苦しんでいる。いつも書いているが、起きた瞬間に死にたいと思うのならともかく、起きたときには、すでに死にたくなっている。このまま眠剤を服んで気を失うまで死にたい気持ちと戦わなきゃいけないのかヨッ。 さて、私は、自分の気持ちを鼓舞す…

認知の歪み。

今日は来客もあり自宅で読書。あいかわらず「あの家に暮らす四人の女」を読んでいる。昨日、杉並区と言われても見当が付かないと書いたが、生まれも育ちも杉並区という主人公・佐知も、同様なことを感じている。 東京で生まれ育ったとはいえ、佐知は六本木に…

作家ではなく作品に。

私は、気に入った作家が見付かると、とことん同じ作家の本を読み込んで、他の作家には見向きもしない。なので、流行りの作家の名前を聞いても、さっぱり判らない。色々な人に本を読んでいそうで読んでいないと言われるが、本よりTVドラマが好きな当人として…

ちょっとしたレジェンド。

最近、個人のBlogで、数回、目にしたので書くが、星新一という作家がいた。私が中学生のときは教科書に載っていたし、それだけ好かれている著名な作家なので解説は要らないだろう。寓居の近所(高輪)に住んでいた、というより私が彼を頼って、ここに引っ越…

短くて充実した人生への憧れ(映画「君の膵臓を食べたい」実写版を観て)。

今日は通院だった。やっとの思いで通院したのに、主治医には、その必死な思いは伝わらなかったようだ。「通院の記録」として改めて書くが、こんな苦しい人生は早く終わりにしたいと思う。このエントリーの文章も、昨日、書き始めたものであるが、あまりに苦…

映画「恋は雨上がりのように」を観た。&通院の記録。⑰

映画「恋は雨上がりのように」 悪くもなかったが、さして印象に残る作品でもなかった。どうしてだろうと思っていたら、ネット上で、きちっと言葉にしてくれている人がいた。これを書いた人と私が(も)同年代でもあるせいか、まるで自分の感想を代弁してくれ…

盲目を支える理性(辻村深月著「盲目的な恋と友情」を読んで)。

「恋」と「友情」の2編からなる作品で、「恋」を読み終わってから数週間、放っておいたら人間関係を忘れ、最初から読み直した。今度は「恋」だけストップせず、最後まで、ほぼ一気に読み通した。 面白かったのだが、感想を書くには、なかなか難しい本である…

テンポが勝負(映画「娼年」を観て)。

相変わらず眠剤が残って起きられない。やっと起きたのは午後3時で丸1日の予定をキャンセル。何度も書いているが、活動できる時間が少ないうえに、活動できない時間も苦しいのは辛い。 夜、眠るまでに一仕事できない微妙な時間である。CATVで「日本映画専門…

美しい日本の好日(映画「日々是好日」を観て)。

日本映画専門チャンネルで放送された「日々是好日」を録画してあったので観た。「日々」というタイトル、茶道という題材からして単調な日々が綴られていくのかと思ったが、退屈せずに最後まで観ることができた。 冒頭に、子供のころに観たフェリーニの映画「…

東京會舘と余裕がなかった私。

Instagramの方に投稿したが、数年ぶりに文庫本だが文芸書新刊を買った。丸善のポイントカードを持っていったらhontoのポイントカードに変わりましたと言われた(苦笑)。タイトルは「東京會舘とわたし」、著者は辻村深月さん。私はInstagramで「會館」と投稿…

親子関係は、そんな簡単じゃない(映画「母さんがどんなに僕を嫌いでも」を観て)。

既にSNSでは書いているし、感想を書く意図はなかったが、このような出来事があったので書かざるを得なくなった。親が私に嫌がらせをしてくるのは悪気があってのことではない、互いに寄り添えるはずで、それができないのは私の努力不足だと言う人がいたのだ。…

そこであることの必要性(中江裕司監督「ナビィの恋」を観て)。

昨日、書いたように「ねりま沖縄映画祭2019」というイベントに行った。しかし練馬は遠かった。池袋から西武線で数駅という知識しかなく、その知識だけだと、あまり遠く感じない。 しかし、大江戸線で行ったのだが新宿を過ぎても行先表示のサイネージに「練馬…

TVドラマ「ノーサイド・ゲーム」が終わった。

今日は実家に行かなければならないので、例によって、アップする、かなり前に書いている。 さて、掲題、TBSのTVドラマ「ノーサイド・ゲーム」が終わった。私は1シーズンに2本を目安に連続TVドラマを観ることにしているが、今シーズンは観るものに困り、慌…

昭和56年、自殺は精神の禁漁区だった(藤原審爾『死にたがる子』を読んで)。

昨日、なんで、あんなエントリーをアップしたのか、自分でも不思議だ。病んでいたのだと思う。今朝、読んで、消してしまいたいと思った。そして、精神障害者地域支援センターに行ってきたのだが、以前、書いた、生活保護を受けられるから精神障害者バンザイ…

医療が患者の人格を変えること(篠田節子『人格再編』を読んで)。

先日、第1編目の『トマトマジック』が面白くないとdisった篠田節子著『となりのセレブたち』だが、第3編目の『ヒーラー』を読んだら、これぞ篠田文学という妖艶さにグロさが加わりゾクッとした。今、ネットを見たら、みんな、同じことを書いているじゃん……

映画「エスター」を観た。

友人のお勧めで、その友人宅でBlu-rayで観た。ソフトウェアの話でなくて申し訳ないが、いつもPCの画面で何事も済ませている私には、TV画面で観たBlu-rayの画面が綺麗で驚いた。 さて、内容だが、その友人の感想やネットの口コミで散見されるほど、結末(主人…

「きみが心に棲みついた」を再び観ている。

起きられるのが午後9時という日が続く中、今日は午後3時には起きられた。しかし、それまでの苦しさというのは筆舌に尽くしがたい。なぜ、何もできないだけではなく、その間、苦しんでいなくてはならないのだ。 よく、悪いことを考えるから気分が落ち込むと…

心臓の痛みの一因となる体験。

心臓の痛みの一因となる体験 午前9時。今朝は鬱というには酷すぎる鬱で胸が締め付けられるようだった。そして、心臓の痛みというのは、この苦しさの延長線上にあると思った。 今朝、起きたときに何を考えていたのかというと、かつては家を綺麗に保って丸の…

自分が生きている意味を実感したとき(鷺沢萠『「私」という「自分」』を読んで)。

母が銀行の取引明細の手数料が高いと言ってゴネる。郵便局と地方銀行が1通あたり540円なのに対し都市銀は月に何百円かで、調べる月分払うのだと言っても気に食わないと言う。領収書をコピーして送れとか面倒なことをさせる。こっちが説明しよとしてもガーッ…

成績が良い子は「バイバイ」と言えない(鷺沢萠『バイバイ』を読んで)。

以前、アップした「他人に嫌われるのを異様に恐れる理由。」に関して、続きのようなものを書きたい。 今回は長い引用が続くが、毎回、書いているように、作品の一部分を切り出すと、作品の魅力を損なって作品を汚している気分になる。なので、より多くの部分…

岡田准一版「白い巨塔」を観た。

山崎豊子先生が亡くなって初めての映像化となるが、感想としては思ったより良かった。 前回の唐沢寿明版では、唐沢寿明さんは山崎豊子先生にお前に財前が務まるのかというようなことを言われたらしいが、岡田准一さんの存在感は有無を言わせない。逆に、脇を…