身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

起き上がるや否やTVドラマ「危険なビーナス」最終回を観た。

 ご心配をおかけしました。お見舞いくださった方、ありがとうございます。

 

 今日の午前中まで寝て、やっと起きられるようになった。今日の午前中まで寝ていたということは昨晩は寝ていたわけで、TVドラマ「危険なビーナス」の最終回はリアルタイムで観ていない。

 Facebookを見ると、その話題で持ち切り。観ていないと書くと「すぐに観ろ!」とのメッセージが。体調が悪いのでPCに向かってTVerで観た。寓居は狭いので、テレビ受像機も28インチなのだが疲れるのだ。

 しかし、体調が悪いなりにも固唾を飲んで観てしまった。

 犯人が配役で判ってしまうところは東野圭吾作品の映像化でよくあること。なので、どうしてこの人が犯人かということを考えると、フラクタル幾何学が出てきて、それで数学者なのだなということに考えが行く。

 そうすると最大の謎は「楓とは何者か」である。これは予想できなかった。そして、義理の妹ではないだけではなく、ますます明人からは遠い存在だな… と思ったらハッピーエンド。

 しかし、ヒロインの正体が判らない、しかも意外であるというのは、なかなかない。そして、見終わって小一時間で、なぜ、そういう正体が必要だったのかも判らなくなっている。まぁ、なんでもいいといえばいいのかもしれない。