身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

火中の栗は拾えない。

 ここのところ、このBlogですらロクなものが書けていない。体調が芳しくないのだ。寝ている間に消耗していることはなくなったが、睡眠負債は返済しているはずなのに起きられない。

 起きられないといっても眠くて起きられないなど、眠さなど戦える相手がいるのならいい。意識が遠くなり、身体が動かない。抗えない。いっそ寝てしまえばいいのだが、中途半端に意識があるところが厄介。これ、今、地震が来たら絶対に死ぬだろうと思う。

 しかし、ちょうど苦しんでいる最中なのだから、この苦しさを表現してみようと思っても、食レポのようにピタッと当てはまる言葉が出て来ないどころか、まったく言葉にならない。この苦しみが表現できれば、どんなに楽になるか。

 今朝(というか昼過ぎだが)も起きたのは午後3時。このままでは勤めなどできないと落ち込む。私は昼過ぎまで寝ていてもいいんだとは思わないので、それをゴロゴロしたいための言い訳と言うような医者は、今でも立腹が収まらない。

 シャワーも5日ぶりに浴びた。これも私は常にサッパリしていたいのだが、不思議とシャワーを浴びなくて気持ち悪いとは思わなかった。やはり、睡魔とか、そういうものが、シャワーを浴びたいという気持ちを上回っているのだと思う。

 浴びる気がしなくても、さすがに5日はなぁと思い、無理して浴びた。何度も書いたが、私が一番恐れていることは、努力を否定されることだ。それは努力が報われれば嬉しいが、せめて、頑張ってるねと言われてもいいと思う。