身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

おそく起きた朝は…。

…また書きかけの文章が飛んだ。今日は大したことを書いたことを書いていないので良いのだが、PC自体はフリーズしなかったので、やはりMicrosoft Edgeのせいのようだ。Google Chromeをデフォルトに設定しても、インターネットショートカートをダブルクリックするとMicroft Edgeが起動してしまうし、Blogを編集しようと、この画面を開くたびに「今週のお題」が挿入される。苛々。

 

 あらかじめ書いておく。よく、こういうことはあるが、今日のエントリーはグタグタだ。ただ、正月三が日を除けば3ヶ月以上、酒を飲んでいないので、ヒューマンダストであるという罪悪感は覚えなくて済んでいる。真面目な読者の存在を知って気張ってしまっているのか。

 昨晩は眠剤を服んでから遅くまで本を読んでいた。本を読んでいただけならいいのだが、小腹が減って半ば無意識にポリポリと柿ピーを食べていた。例によって早朝、目が覚め、二度寝ができそうにないので精神安定剤で寝る。普段は空腹で目が覚めるのだが、昨晩の柿ピーが効いたようだ。今でも眠くて、書きながら頭が朦朧としている。今晩は熟睡できそうだ。

 起きて、どれだけで寝たのだろうと、新しく買ったFitbit Versaライフログを見たら10時間以上、寝ている。ちなみに、6月のエントリーを見ると、Fitbitを買うのに半年以上、迷っていたようである。その間に8,000円も値下がりしたからいいのだが、もっと早く手に入れたかったほど正確だ。どれくらい正確かというと、電車が来たので駅の階段を34秒間、駆け下りたのも記録されている。それに電池は持つし時計も見やすい。

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 さて、今、読んでいるのは、あいかわらず鷺沢萠作品だ。しかし、これだけ鷺沢萠鷺沢萠と書いているのに、このBlogの「鷺沢萠」の検索順位は80位。今は『海の鳥・空の魚』という本を読んでいるのだが、私は発売当時にリアルタイムで読んでいることに気が付いた。

 しかし、なぜ記憶に残るほどの作品なのに、そのまま、この作家の作品を読まなかったのか。考えられるのは病んだ精神である。鷺沢萠氏が活動した2002年前後というのは、私が大手光学メーカーを病気を理由にクビになったころだ。しかし、その前年には沖縄に遊びに行っていて、後に鷺沢萠氏と同じ日に本部(もとぶ)の桜を見に行っているのを知った。

海の鳥・空の魚 (角川文庫)

 

 そして、どうして、この作品を読んだことを覚えているのかというと、実は内容でも余韻が残る読後感でもなく、出てくる「柿の木坂」という地名によってである。私は生家は港区といっても文京区生まれで1歳のときに松戸市に引っ越したので、二十歳以降27年間、再び港区に住んでいると言っても、城西地域というのは、まったく判らない。柿の木坂の住宅地の坂道を縦横に走る道路を見た記憶があるので、この作品に影響されて見に行ったのかもしれない。それさえ、うろ覚えだ。

 小学生時代から、わざわざ地下鉄に乗って渋谷に遊びに行っていたので(千代田線沿線なので表参道・原宿まで1本)勝手知ったる渋谷が落ち着くところというのは、そういうことがあるのだろうが、渋谷から246(ニーヨンロク・国道246号線)を三軒茶屋の方に進むと、もう判らない。

 まだ山手通りの内側は判る。初台にある出版社でアルバイトをしていたこともあり、そのときは白金の自宅から自転車で通っていた。また、桜の時期になると、目黒駅から大鳥神社の手前で目黒川に沿って中目黒を通って歩き、代官山までブラブラして歩いて帰ってくる。

 渋谷からも246を道玄坂上まで出て、やはり代官山をブラブラして帰ってくるので山手通りは起点から終点まで判るのだが、246の山手通りから先は判らない。池尻大橋が目黒区なのか世田谷区なのかも判らない。

 最近、土岐麻子さんの「BOYフロム世田谷」が頭の中をリフレインしているのだが、世田谷でも246を少し逸れると、この曲のように本当にカオスだ(大原・松原は世田谷の地名で246を渋谷に向かっての順番、車で5分くらいかな)。ちょっと前に書いたが、私が子供のころは世田谷には養鶏場があり「世田谷の路地」は、もともと畑道だった。

土岐麻子「BOYフロム世田谷」PV

下の配信サービスを利用している方はリンクから全曲が聴けます。

Spotifyで「BOYフロム世田谷」を聴く

AWAで「BOYフロム世田谷」を聴く

iTunesで「BOYフロム世田谷」を聴く

きみの心は
たとえば世田谷の路地
一通だらけ
本音を迂回するのよ
ah-oh 大原抜けて 松原辺りで気づく
追いかけ迷って
戻れなくなった私
きみはいつでも強がりばかり
そんな弱ささえも
すべて愛しかった
さよなら BOY
嘘つき BOY
ほんとのきみ会いたかった
夢見る BOY
それでも好きだった
さよなら BOY
世田谷 BOY
抜け道は どこだった
嘘でもなんでも好きだった
きみはいつでも
不安にふるえていたの
パーティーに出掛け
忘れようとしてもムダ
ah-oh お酒の泡の向こうの
そのまた向こう
心の迷路
不安もてあましたまま
それでもいつか
246で
二車線並んで
夢を見たかったの
さよなら BOY
嘘つき BOY
ほんとのきみ知りたかった
逃げてる BOY
それでも好きだった
さよなら BOY
世田谷 BOY
ほんとのきみ 残念ね
嘘でもなんでも好きだった
知ってるはずでしょう
逃げても逃げても
やがてもっと深く
傷つくこと
明日への抜け道
見つけたらきっと
今度は笑って話そう
いつか…!
さよなら BOY
嘘つき BOY
ほんとのきみ どこにいた
嘘でもなんでも好きだった
さよなら BOY
嘘つき BOY
ほんとのきみ会いたかった
夢見る BOY
それでも好きだった
さよならを するわけは
きみといて 分かったから
嘘では生きてはいけないの

 

 なんか自分でも、何が書きたいのか、よく判らなくなってしまった。また、鷺沢萠氏の作品には道路としては環七(カンナナ・環状七号線)が頻繁に出てくる。都バスの全線定期券を持っているので、新宿から環七のどこかの陸橋まで走るバスに乗ってみたのだが、ただの交通量が激しい場所だった。今、都バス路線図「みんくるガイド」を見たのだが、どこだか、よく判らない。帰るのには、来たのと同じバスを、1時間、待たなければならなかった。(東京に観光にいらっしゃる方へ・「みんくるガイド」は非常に優秀なガイドマップです、観光地は網羅しているし只だし。)

 先日、免許の更新の教習を受けたのだが、今までの講習は前回の更新から改正された法律・規則についての内容が多かったのに、優良講習だったので時間が足りないのかもしれないが、今回は、地震のときの対応が主だった。震災時には環七より内側が通行止めになるという。しかし、どうしても、松戸の近所、亀有を通る道路と目黒を通る環七が同じ道路とは思えない。

 まぁ、とにかく、城西地区は判らないぞいうことである。今年は、目黒区・世田谷区・大田区に足を運びたいと思う。なんか強引にまとめた。(トリビア大田区の漢字が「太」田区でないのは、大森区蒲田区が合併したので、それらの名前から。)