身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

普通が羨ましい。

 昨日も入眠が上手く行かなかった。Fitbitで睡眠を記録しているのだが、Fitbitでは寝ていることになっているのにLINEでメモをしているので、これは本当は寝ていないだろう。

 体調が良く、普通に寝て普通に起きられるときには、LINEでメモをしているときはFitbitで中途覚醒になっているので、Fitbitでも把握できない状態だったと言えるかもしれない。

 なので、起きたときにはフラフラである。フラフラなのに寝ることも起きることもできない。やっとの思いでスマートフォンに手を伸ばしてTwitterを見ると、いつも、同じ時間にお早うとお休みのツィートをしている方がいる。

 よく寝て、よく働き、よく本を読んでいらっしゃる。本を読む生活が羨ましくない人もいるかもしれないが、私にとっては憧れの生活である。今日は、せめてもフラフラになりつつも本を喫茶店に持ち込んだ。

 本を目の前にして目眩がするので遅々として進まないが、それでも2時間、じっくりと本に目を通した。しかし、2時間で読めたのが50枚ほどだ。さながら小学校の国語の教科書の音読のペースではないか。

 家に帰っても目眩が止まらない。これも、やっとの思いで昨日のNHK朝の連続テレビ小説「おちょやん」15分を観る。もう、読んだり観たりできる量がこれだけである、アウトプットする量や質など、このBlogのごとくである。

 今は、本を読めることすら羨ましい。