身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

精神を病んで失ったもの。

 今日は体調が悪い。無理して外出をしたら嘔吐した。いつも思うのだが嘔吐というのは自然に込み上げてくるのでautoだよなと思う。

 さて、寓居は汚部屋である。あるいは汚部屋だから寓居だと思いたいのかもしれない。

 ここで注釈を書いておくが、特に以下のことについてはネットストーカーが陰で書いていることを本気にしないで欲しい。止めますということ十数回、どうせまだやっているだろう。ネットストーカーの読み手を信用させる手法については昨日のエントリーを参考されたい。

 さて、ある日、家に帰ってきたら変な女に鍵を壊されていて、その女に半年くらい居座られた。その間、あたかも洗脳されるがごとく物を大量に買わされ、一昨年、カメラを何台ではなく何十㎏も売った。

 それでも2DKある私の部屋で布団を1枚敷くのがやっとである。父が死んでマンション自治会の資料が出てきたのだが、マンションからも女の家に苦情が行っていたそうである。

 そんな女なので不潔である。自宅から私の家に来たとき、生鮮食品トレイのラップが靴下に付いていた。家の写真を見ると私の家どころの騒ぎではなく、家の中に生ゴミまである。そこに家族で住んでいるのだから呆れる。

 私が家の掃除をしようとすると、掃除機が煩いからと掃除をするのを止められた。そして、掃除をしようという気もなくなっていった。今ではトイレの壁にカビが生え、壁紙が剝がれかけている。ゴミ部屋にされなかったのは不幸中の幸いである。

 むろん、失ったものには、それらのものに消えたカネがある。ザックリ考えて車1台分くらいは優にある。車にもピンキリがあるので、ピンの方なのかキリの方なのか知らんが。

 また、その女とは関係ないが体重が半年で60㎏増えた。これは病気のせいで過剰にストレスを感じて暴飲暴食した結果である。これも20㎏は落としたが、本当に倍増なので60㎏のときを知っている人たちは言われないと誰だか判らないという。

 それまでは、私の家は綺麗に暮らしていますねと言われ、友人が泊まっていったりした。その時代の友人が来ると、エッと驚く。私の性格で家が物で埋まっているとか、掃除が行き渡っていないとか、健康でないということは「あり得ないこと」であるという。

 しかし、である。訪問看護師によると、こう感じるというのは良いことであるという。正常なときの感覚が戻ってきたから、今までの状態が異常であったと判ったという。なるほど、である。これからは正常化に向かって進むのみだ。