身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

株式数比例配分方式って何?

 父が死んで株(端株だけど)を相続した。配当金数百円。今までは郵便局で換金して源泉徴収票みたいなものを使って確定申告していたのだが、今年は、それに代わって

ご指定いただいておりますお受け取り方法は「株式数比例配分方式」です。お取引されている証券会社等へお支払いしておりますので、税額や実際のお受け取り金額等につきましては、お取引の証券会社等へお問い合わせください。

 という紙が入っていた。

 証券会社で、株の売買をしないと言ったらネットとコールセンターでの対応オンリーの代わりに手数料が安いというコースを案内されていて、問い合わせるが、電話ではピンと来ない。

 書面(Eメール)で問い合わせ。「源泉徴収あり口座」で「株式数比例配分方式」の場合、年末で〆て1月に電子交付される「特定口座年間取引報告書」というものに記載されているという。電子交付ってダウンロードしなかったら消されてしまうのだろうか。そうだとしたら怖い。

 そして、これの見方がよく判らない。オンラインの税務署の端末と同じシステムの奴(ID・パスワード方式)で申告したのだが、ここの数値をここにという指示があるのだが、寓居は税務署ではないので税務署員や税理士がいるわけでもなく、意味が判らないことにはミスしそうだ。

 結局、申告書を作るのに30分以上が掛かった。原稿料や給与の支払いのように所得いくら、天引きいくらだけではない申告というのを初めてした。しかし、たぶん、来年からはダイジョーブ。

 こういうのがあるから株を買わないでいたのだが、どうせ申告が必要になるのなら、これを機会に株でも買ってみようかしら。ちなみに控除額は意外と大きかったが、年によって変わるわけがないから去年も同額だったのだろう。

 

おまけ

 宝くじ連番10枚を調べてもらって9枚目まで外れで、今回は300円のみかと思ったら、最後の1枚が3,300円の当選。3,300円なんて当選金額があるのを初めて知った。やはり10枚に1枚しか含まれないように組んであるのだろうか。

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