身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

良くいえば冷静。

 今、TVで不用品のネット販売についてやっている。昨日、眠剤を服んでからは冷静でなくて、欲しかったペンが安く売られていた。型落ちだが販売期間が短く、ちょっと希少価値がある。値引きをしたら応じてくれたので、悪い気がして購入。

 私は割安でないと買わないので、買った代わりに手持ちのものを売っているのだが、なんか知らないけど利益が出ている。転売ヤーと一緒にされるのは嫌なので、あまり気が進まないが。

 夜中、買った後悔が恐怖に近くになって、それで目が覚めたのだが、ある意味、それも冷静であったのかもしれない。今朝になって真っ先にしたのは要らないペンの出品である。私が買った値段より高くネットで取引されているので自分で買った値段を調べてみたら、定価の7割引きで買っている。スペアで買ったので新品である。

 さて、今日は淡々と作業をしたのだが、逆をいうと、どうも、何事にも情熱をもって取り組むことができない。本を読んでも字面を追っているだけ。かなり遅い時間になったが気分転換に行きつけの喫茶店に行く。久しぶりにブレンドを注文。ここは、ひとつひとつカップが違って、今日は、こんな感じ。変な角度で撮っているから判らないが、風神か何かの柄のようだ。

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 その前に、MIYASHITA PARKをぶらり。小刻みに色々なところを見ている。今日は1階の渋谷横丁。寒くて流石に客がいない。友人の居酒屋の店長が、密ではないというのを売りに集客できるのではないかとフザケる。しかし、コロナ第2波のときは、そんな状態なのに大入りの客だった。

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  MIYASHITA PARKの2階から見た渋谷のんべい横丁。新宿などにもある、いわゆる小便横丁の生き残りなのだが、周囲が開けてしまうと、こんなに小じんまりとまとまっていたとは。

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 大酒を飲んでいた時代に行きつけの店を作っておきたいと思ったのだが、結局、行かず仕舞いで今に至っている。絶滅の危機にあり、今はクラウドファンディングなどもやっているらしい。せめて新宿のゴールデン街くらいの大きさがあれば。