身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

今日の雑記。

 以前のアカウントで「シティポップな文学は書かない」と宣言した。しかし、アカウントを変えたことだし、たまに軽いものもいいかなと思う。ちなみに、ファンレターも寄せられていた私の硬派な文学は、私のネットストーカーには「思う存分憎悪を込めた恨みつらみが、それこそ何度なく書かれたいた」と受け取られているそうだ。ネットストーカーは、他の被害者に「歪んでいる」と書かれていたが、歪んでいるというより、キチガイの領域である。しかも、バカというよりも頭が弱い。歪んでいると書いた人も、選挙に出ないから誹謗中傷すると書かれていたが、そんなことは言っていないそうである。万事、ターゲットがが何とかしたからいけないんだもん! ボク悪くないもん!である。

 さて、今朝は、珍しく肉体的な苦痛がなく目が覚めた。ただひたすら眠く、今までは苦しさに邪魔されて眠気など感じなかったので、「眠いというのはかくもスバラシイことか」と思った。しかし、その眠気が半端ではない。昨日まで、普通でない眠気で昼は気を失っていたのだが、今日は「普通の」眠気であることが幸いだ。実は、気になることがあって熟睡できず寝が浅かった。ネットオークションでカメラレンズが安く出ていたのだが、安いといっても市販価格に比べての相対的なもので、絶対的には、明らかに高い。寝ながら、入札、キャンセルさせてくれるかな… と案じていたのだが、今朝になってスマートフォンを見ると、それを上回る入札があった。

 今日は午前11時に訪問看護が来ることになっていたので、それまでにシャワーを浴びることにする。もう眠くて、シャワーを浴びるのも一大事だった。しかも、薬で寝ているので寝ている間は自律神経が正常に働かず、シャワーを浴びたら汗がダラダラである。訪問看護が来るからと思って冷房を付けたら風邪を引いた。そして、訪問看護が帰ってから渋谷に。いつもなら昼食を摂ってから出るのだが、今日は昼食も渋谷で摂ることにする。バスに乗ったら、コロナ対策で窓が開けられていて、体温調整もヒッチャカメッチャカで、鼻水ダラダラである。渋谷に着いたのは昼も過ぎていて、行きつけの蕎麦屋は空いていた。

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 そういえば、最近、こういう髪色が目に付く。友人がパツキンかと言っていたが、そうではなく、脱色してオレンジ? を入れている感じ。奥の方は黒を残してある(といってもプリンではない)。ちょっと昔、病んでる系に多かった髪型だ。

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 蕎麦屋で冷房を浴び、すっかり冷房病に。井の頭線の連絡通路からスクランブル交差点を眺めるのが習慣なのだが、そこも人がいなかった。コロナ禍で外国人観光客が減っているということも大きいかもしれない。人出も、多くも少なくもないといった感じ。私は鼻水ダラダラなのに汗をかいている。


2020年07月20日・渋谷ハチ公前スクランブル交差点

 

 行きつけの喫茶店へ。冷房がギンギンに入っていたが、私には、それくらいが丁度いい。ここもコロナ対策でドアが開け放たれ、アイスコーヒーのグラスは汗をかいている。ソルティドッグのグラスみたい(笑)。店員さんのシャツがズボンから出ているのだが、変なところがシャイな私は、コースターに「シャツ出てますよ」と書いて渡す。そんなの言ってくれればいいのにぃで終わり、なんか、自分が恥ずかしくなる。嫌われるのを異様に恐れる私の性格が出ているエピソードといえるだろう。

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撮影データ
日時:2020年07月20日・13時10分
ボディ:PENTAX K-3
レンズ:HD PENTAX-DA 20-40mm F2.8-4 ED Limited DC WR の40mm端
絞り:f4 (開放)
シャッタースピード:1/80s (Auto)
感度:ISO 6400 (Auto) 

 

 ここで、やっと寒いのがシックリ来て、ガンガンに効いた冷房の中で本を読む。既述のように私は読書の習慣がなく、なかなか遅読で、しかも、読み始めるまで時間が掛かる。今日、持って行ったのは、例によって鷺沢萠氏の著作。『失恋』。筆者33歳のときの著作。死の2年前。本の半分を占める『欲望』を読んだ。誰かの役に立ちたいというのは自分のためという筆者の主張を裏付ける1編。愛さえも欲望だと言い切ってしまう。

 喫茶店で2時間ほど本を読んで帰ってきたら、もう、いい時間である。これだけのことをしただけで、帰った時間は残業のないサラリーマンとほぼ同じである。そして写真を整理してアップロードして… としているうちに夕食の時間も過ぎた。なので、今日は、難しいことは考えずに、このエントリーを書いた次第だ。

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