身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

メルセデス・ベンツSL2題。

 今日も外出していて時間がないので、外出時に撮った写真から。喫茶店で仕事をしていたのだけど、どうも、隣の人が知人のような気がして声を掛けてみて、正面から見たら全然、違う人で。いやぁ。

 さて、今日は歩くと汗ばむほどの気温。絶好のオープンカー日和だった。それに加えて密閉空間は避けましょうといっているのに、走行中にボタンひとつで幌が開く車でも開けていない車がいた。うーん、せっかくのオープンカーが。

 他方、ちょっと前、Facebookで、少し古いSLのハードトップって、ソフトトップと別の仕様なのではなくハードトップが外れるらしいよという話になった。外したら、その下には何があるのか。リアウィンドウに貼ってあるYANASEのステッカーは、どうなるのか。

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 今日、初めてオープンにしているSLを発見。信号待ちをしていたので、声を掛けて正面と横から撮らせてもらえばよかったな。まぁ、青信号になってしまうから、そんな話をしている時間もないけど…。なんと、ナンバーも2桁。ワンオーナーなのだろうか。

 

 今度は帰りの話。近所のマツモトキヨシにはコインパーキングを兼ねた駐車場がある。ナンバープレートを認識する装置が付いているとかで、駐車スペースに、きちんと入れなければならない。そこに、いきなり斜め前から突っ込んできたSLが。

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 どうやって車庫入れするのだろうと思ったら、駐車スペースなど無視。時速10㎞以上と思われるスピードから3秒ほどで止まって、チンピラ風情がスタコラと店内に。このマツモトキヨシベントレーで来る客とかがいるが、それとは逆にビックリである。

 

 昔、自動車雑誌に物を書いていたとき、どうせ私は車の性能なんて判らないのだから、車に合うライフスタイル、などというものを書いていた。仲睦まじい家族とミニバンの話を書いたら、そんな、格好を付けた車なんて買う人がいるわけないという愛読者カードが編集部に届いたのを覚えている。今になると、私の先見の明だなと思っている。

 馬主は当然としてジョッキーというのは金があるのか、SLというと、トレーニングセンターや競馬場でよく見る気がする。当時の私だったらノブレス・オブリージュをテーマにした文章を書いていたと思うが(当然、それに乗っているヤー公への当て付けを込めて)、今だったら、どんな話を書こうかしら。