真っ赤なオープンカーが似合う美女になりたい。

　どうせ白金のマンション暮らしでは車など持てない。そこでミニカーに走る。以前も書いたが、私の好きな小説で、女の子が、いきなりBMWの真っ赤なコンバーチブルを買う話が出てくる。それに感化されてミニカーを買ってしまった。

　ボンネットが開く。

　それに加えて、今度は、憧れの車、Audi A4のミニカーがネットのフリマアプリで売りに出ていたので買ってしまった。本当は80が欲しいのだけど、さすがに、そんな古いのはない。台座の埃が付いたままだが。

　BMWというと濃紺、Audiというと真っ赤というイメージがあるが、すでにBMWで真っ赤たものは買ってしまったので青でも良しとした。しかし、最近のジャガーのオープンカーは真っ赤とかブリティッシュグリーンでない色も似合う。これは新車発表会のとき、ディーラーに貰ったもの。実車に乗ったのだが、あまりワクワクしなかった。

　最近のオープンカーは、おそらく風の巻き込みを防ぐためだろうが、トランク部（英語でいうboot）が高くなっていてオープン感が感じられない。けっきょく、現在、新車で買えてオープンエアを感じられるのはMINIになってしまう。