身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

午後になるまで動けないこと。

 今、午前11時に、これを書いている。ずっと精神病の苦しみを書こうとトライし続けているが、なかなか上手くいかない。せめて、リアルタイムに近い、今、この時点での苦しみを書くと思う。

 まず、朝は普通に目が覚めた。スマートフォンを見たら午前8時だったので、むしろ過眠だ。しかし、身体が動かない。昨今、起きたら恐怖に襲われ汗をびっしょりかいているが、幸い、それはない。しかし、身体が動かないのだ。

 やっと、午前10時になり訪問看護師に電話。これまた、スマートフォンを操作することができず、通話がやっと。訪問看護師に、動きたい気持ちと動けない気持ちの戦いは自分の経験に照らして理解できますと言われる。しかし、葛藤以前に身体が動かないということも理解できない人が多くて困っている。やっぱり経験した人しか判らないのか…。

 そして、やっと午前10時半になりスマートフォンを見ることができ、とりあえずFacebookに投稿。そして今、なんとか這い上がり、顔も洗えないままPCに向かっている。

 昨日、朝からシャワーを浴びようと思っていたが、恐怖との戦いでシャワーを浴びたのは午後7時。せっかくシャワーを浴びたのだから外出したいと思っている。しかし、外に出るのが怖い。

 

 酒に逃げたい。引用しようと思って過去ログを見てみると、精神病の苦しみについても、酒に逃げることについても、引用できないほど、もう何度も書いている。やっぱり、この辺が自分のテーマなのだと思う。