身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

インスタ萎え。

 今朝は起きたときから鬱が激しいだけでなく苦しさもあり動悸がする。酒に逃げたいが我慢する。何度も書いているが、酒を飲むのは、気持ち良くなりたいとか怠惰に過ごしたいとかではなく、抱えきれないものからの逃避なのだが、それを言って通じるのは、現在、7割程度である。ちなみにアル中病棟の病棟長も経験したという主治医は7割に含まれていない。

 さて、SNSに関する情報が入ってくる。Twitterのトレンドには入っていなかったのだが、ここ数日、Amazon Prime Videoの「バチェラー3」という番組に対する喧々諤々がTwitterで起こっているという。ツィートを検索してみたら、それらのことを書いて「リムられた」とあり、リムるとは何ぞやと思って調べてみたらRemoveの「リム」だった。「ファボられる」(Favoriteに登録される)みたいなものね。「なう」・「わず」・「だん」(Now, Was, Done)とか目にしなくなったのに。

 実は私も、このBlogの良き読者にリムられて悲しんでいる。このBlogの読者数は驚くほど少ないのだが、少数精鋭というか良識や良いセンスを持っている読者がいることに救いがあった。今や、モノカキをしていたからとはいえ、以前、本名でやっていた、閉鎖すると宣言したアカウントの方がフォロワーが多いという状態だ。(そして、現在、本名でやっているアカウントの方が、さらに少ない)。

 他方、私のInstagramの個人アカウントは、フォロワー・フォロイーが、そこそこ多い。元々、私の友人はFacebookをやっている人が多いからだが、1人、壊滅的に絵心がない友人がいる。投稿頻度も高めなので、たぶん、本人も絵心がないことに気が付いてはいない。Facebookでは文章などで補われるから、絵心がないのは、そんなに気にはならない。

 他方、美術作品であろうとして、やたらとレベルが高い画像をアップする友人がいる。本業はミュージシャンなのだが、審美眼を厳しく持とうとしているようである。この人は、逆にFacebookは友達が多くて煩わしいと言う(どうも仕事上、切れないらしい)。

 翻って自分のInstagram投稿を見ると、我ながら、どうして、こんなに下手なのかと思う。友人に言わせると安心感があるとのことだが、はっきりいってワンパターンだ。同じような投稿が繰り返されている。同じ題材を撮っても、どうして、こんなに映えないものか。もう、インスタ萎えである。Instagramの投稿を向上させる書籍とかYouTube動画とか、ないものかしら。