身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

言葉にならない。

 朝から鬱だ。寝不足で疲れが取れていないのかなと思ったら活動量計では熟睡したことになっている。

 実家に行っている間は調子が良いほうだった。昨日、帰ってきてからも、ビジネスライクに、そこそこ色々なことができた。

 それが、一夜、明けたら… である。昨日、帰ってきて、母から電話があった。私が帰って寂しいらしい。私も、何かしてあげたいという気持ちが強い。

 なんとなく、それと鬱との相関関係があるのは判るのだが、上手く言葉にできない。探って言葉にするのは今後の課題の1つだ。

 

 また、かなり前のことなのに、ネットでの買い物について、なんで、あんな無駄な金を使ったのだろうと後悔の念に苛まされている。

 それを後から何とかしたいと思ったりするのも私が体験した鬱のサインだ。あんな大金と思い、だったら幾らから大金なのかと考る。

 そのネットでの無駄遣いが10円・20円が重なったものと思うと、その数千円が数十円の積み重ねなら、それは何万円でも同じだし、何千万円でも同じだと思う。

 そんなことを考えると、大金持ちというのは我々貧民と大差がないように思え、欲を持つということが酷く下らないことに思える。

 これは、ある種の鬱で欲望がなくなることのロジックだろう。理路整然とはいかないが、考えて言葉になったものの1つだ。

 

 本当に、今日は、このように、何をいっているのかわからない程度にしか言葉にならない。言葉に重複がある気もするが、短文を読むことすらできない。