身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

バリウム検査。

 検診のバリウム検査のために北里研究所病院へ。昼過ぎまで悶え苦しんでいる日が続いたので午前9時に間に合うか冷や汗もので、昨日は少し早めに眠剤を服んだ。

 そして今朝は目覚まし時計を掛けた3時間前には目が覚めた。しかも普通に動ける! 私の緊張の度合いは激しく、最初の会社では緊張のために日曜日の番は一睡もできなった。

 かといって月曜日も緊張で家を出られずバスに乗り遅れ(当時は白金に地下鉄なんてものはなかった)タクシーで会社に行くことがあった。

 地下鉄サリン事件が起きたのも、そんな月曜日で、途中の駅までタクシーで、そこから地下鉄を使っていたら、どうなったか。

 しかし、私は普段からタクシーに乗っているわけではないので判らなかったが、運転手さんは、三田あたりで、すでに、なんか変ですよと言っていた。

 寓居の近くには大病院が多い。この北里研究所病院の他に、私が子供のときから掛かっていた都立広尾病院、船保高輪病院、東京逓信病院東京専売病院済生会中央病院…(名前は私が知っているときのもので変わっている物の方が多い)。町医者が成り立たないわけである。

 北里研究所病院が建て直したのは数年前のことで、まだピカピカである。逆にいうと、それまで、ものすごく古い建物を使っていたのだ。

 私の頭の中で建物が古い病院ワースト3は、東大病院・慈恵医大病院・北里研究所病院だが、すべて建て直されて最新の病院になっている。

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 構内の整備が進んでいて、最近になり北里柴三郎記念館なるものができたのだが、どうも、資料館といった趣ではない。

 北里大学の本部でもあり、高校の同級生が北里大学看護学部に入ったのだが、近くていいねと言ったらキャンパスは相模原だという。

 白金に残っているのは薬学部だけだそうで、前回に行ったときにはなかった校舎ができていた。あまりに立派でビックリした。

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 今日はアクティブに過ごせて調子がいいと思ったのだが、また、帰ってから恐怖に襲われたりして、この時間になり、また生きるのが嫌になっている。精神的にも肉体的にも辛いし、部屋は汚部屋だし、精神病なんてなくなればいい。