身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

他人に嫌われるのを異様に怖れる理由。

 お世話になっている保健師さんがいる。私の担当ではないのだが、今の担当の保健師さんが頼りないので面倒を見てくれている前任の保健師さんだ。

 朝、1回、電話で話をした。そのときは普通に、今日の過ごし方などを話したのだが、なんとなく言い足りないことがあり、昼過ぎに、さらに電話をした。

 向こうは仕事中である。話していて手応えが良くない。そんなことで電話をしてくるなというオーラが全開で、話したいことが話せなかった。

 ここで、私は、他人に迷惑を掛けたことを済まないと思うより、自分が嫌われることを異様に恐れる。

 かつて、親に、私が家庭内暴力を振るったことにして110番通報され、それ以降、悪くなくても「110番するぞ!」と言われたら怖くて何もできなかったことを書いた。

 「嫌われるぞ!」も、親に頻繁に言われた言葉だ。これも、実際は、両親が私に友人付き合いをさせたくないために自分たちで嫌がらせをしていたとのことだが、私は「ほらお前は嫌われた!」と言われた。

  部屋に監禁されたり殴る蹴るの挙げ句に警察まで味方に付けた父、そんな父が死んで8ヶ月、まだ、その亡霊に縛られている。

 

 

 

P.S. 本文(本分?)プリントアウトしてみました。けっこう誤字が多いものですね。