身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

自ら殴った息子を暴力息子に仕立て上げる親のこと。

 もう何ヶ月もロクなものが書けていない。本を読んでも感想を抱くこともなく、自分の感覚が変になってしまっているのだろうと思う。

 そんな変になってしまった感覚を引き起こす、過去のエピソードから書く。現在、自伝的というか私小説的なものに書いているから、どこまで書こうか迷う。

 

 私は高校時代、学年主任のイジメに遭い、課外授業を入れると全9時間ある授業に全く出さずに正座をさせられていた。

 その学年主任は後に校長になり、教員にも同じことをして(教員は正座でなく理由なく即刻クビ)不当労働行為で処罰されたそうだが、犯歴はネットで検索してもニュースを転載した1個人サイトしか出て来ないし、今でも学校の理事に就いている。

 そんなことがあり、9時間も遊ぶどころか勉強も何もさせられずに座らされて、家に帰ると立ち上がることもできなかった。船酔いどころではなく頭がクラクラして、起きていられない。

 それを、私の父は甘ったれているといって殴る蹴るをし、少し体力が回復するまで休ませてくれと言っても、すぐに着替えろといって無理に立たせようとした。

 その手を振り払っただけで家庭内暴力だといって110番通報をした。両親が音信不通になったときに私が警察に安否確認を頼んだときさえパトカーが来るのは世間体が悪いと言いながら、私が高校時代、パトカーを、わざとサイレンを鳴らして何度も何度も家に越させた。

 そして、警察官は子供の言うことなど聞かずに親の言うことだけを聞いて、親と一緒になって私を殴った。何度も書くが、千葉県警の警官は特別公務員法違反で罰せられるべきだ。

 また、父は、自分が殺されるようなことをしていたから、そういう発言が出るのだと思うが、私に殺されると近所に言いふらしていたそうである。

 この前、書いたように、私は、短絡的に生きているわけではないから、損になるようなことはしない。しかし、もし、そのとき、本当に親を殴っていたら、警察や近所の人は、私は日頃から暴力を振るう息子だと証言しただろう。

 最近、ブランディングなどといって、いい気になって情報操作をしている人間がいるが、情報操作とは、それくらいの意味を持つものである。ブランディングといって嘘をバラ撒き他人を騙す人間も地獄に落ちればいいと思う。