身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

仕方がないと思えない。

 今日は通院だった。例によって直前まで起きられず、ぎりぎりにクリニックに駆け込む。通院のモチベーションは、今日こそ、一方的に私の理想のライフスタイルを伝えて、それに近づけるように薬を変えさせてやるという、なかば義憤である。

 私のシュリンクは、今日は素肌にローゲージニットという出で立ち。40歳代半ばの男性なのにヒラヒラの付いたレースのソックスにスリップオンのパンプスという格好で、それが、私が彼をがファッショニスタと揶揄する所以である。これでも格好は私が通い始めたころより大人しくなった。

 我ながらどうかと思って途中で居住まいを改めたが、私も、コートも脱がずポケットに手を突っ込んで診察を受けていた。そして、最近の腹立ちに対して話すと、それは、他でストレスを発散するより良いのではないかと言う。会社のストレスで痴漢をして捕まる人もいるけど、会社での出来事も解決にならなければ他人に迷惑を掛けるのはダブルパンチでしょと、いつもながら、この人の例えは例えになっていないなと思う。

 私はディベートも勝ち進むし、高校時代の小論文の成績も良かったし、言葉で真っ向勝負をすると、けっこう強い。よって敵も多い。なので言葉は慎んできたが、だったら言いたいことは言わせてもらおうと火が付いた。動けないのは気分が沈んで気力が湧かないという考えは間違えていることなどを全て指摘。

 親に殴られた上に110番されて"私が"家庭内暴力を振るったことにされたことで40歳を過ぎても親に「警察を呼ぶぞ」と言われて怖じ気づいてしまっていたこと。ファッショニスタは、普通は、そんなことで怖いことが起こるとは考えないだろうというので、考えるのではなく感じるのだ、精神が専門なら勉強しろと言い放ってきた。

 本人が言う"謙虚であろうという心掛け"なのだろう、それで勉強しますという態度になるファッショニスタはマシな方である。前のクズ医者は、それに対して、ゴロゴロしたいために言い訳をしてサボるんじゃないと怒鳴り返してきた。言い訳だから薬は要らないと薬も全て切られた。それで症状が悪化して、自分が担当になった半年で、総白髪になっても、救急車で運ばれても、言い訳と言い続ける根性はクズ一流である。

 しかし、ネットを見ていて、ひょっとして、クズ医者さえも、まだ医者としてマシな方なのかもしれないとも思った。私はクズ医者の担当になって転院しようとしたのだが、幾つかの病院・クリニックに診療拒否をされた。それらの医療機関を調べてみたら、患者を金づるだけとしか思っていなくて診察時間中も診察になっていないとも書いてある。

 それらの医者連中(1人は先日、挙げました)は時流に沿った本を出しTVに出まくって稼ぎ始めたり、政治などにも口を出し始めたり、患者を診ることで金を稼ぐのがバカらしくなって診療拒否という行動に出たのだろう。そんな医者が横行する中で普通に診療所を経営していて患者として診ますと言ってくれて、それだけで、ひょっとしてファッショニスタは名医なのではないかとさえ思う。(ちなみにクズ医者は公立病院の勤務医。)

  また、私の精神障害の原因の1つとなった高校について、「歴代一位の成績で入ってきた特待生を虐待して人生を狂わせたという噂」が載っていた。当事者としては、ネットの噂としてではなく、確固とした事実として、そういうことがあったと広めていかねばいけないと思う。

 デジタル・タトゥーなどという言葉もあったくらいなので、ネットには意外と残るものと思ったのだが、過去、私が自分のBlogで非難しただけでプロバイダーにBlogごと削除されたことがあったし、その高校も刑事立件されているのだが、そのニュースは転載した1個人のBlogに残っているだけである。

  やはり書かねばなと思う。別に私が書くことを実感してくれなくてもいいけど、そう感じる人もいるくらいには思って欲しい。しかし、ネットで書いて、また削除されても何だし。最悪、小説という手法を借りなければならないかもしれない。

 なんか戦争の歴史を後世に残すみたいで、あまり私としては良いニュアンスを含まなくなってしまったが、仕方がないと諦めるのは、関心を持たないことと似ていて嫌だなと思い、こんなエントリーになった。