身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

まだ良くならない。

 夜中、苦しくなって起きたら、ガスファンヒーターのパネルにエラーが表示されていて、どうも消さずに寝てしまって酸欠で止まったようだ。

 それからも、まだ風邪が引かない。昼過ぎにまで布団から出られない。

 火災報知機の交換が来るが、そんなに早く寿命が来るものなのか。ウチのマンションの自治会長が一括で買うと安くつくといって、この業者に勝手に決めたのだが、店頭で同じモデルを見ても別に安くなかったし、こういう余計な出費が増える。

 今のマンションの自治会長は、玄関の前で1日中、住民の生活を監視していて、たとえば私を捕まえて、ゴロゴロとTVを観てるんだろうと言って文字通りヒッヒッヒと笑う人間だ。

 他の住民の方と話をしたら、昔は人望がある人が自治会長をしていたんだけどね… と言うので、いかに、今の自治会長に人望がないか。そもそもボランティアでやっていたものを報酬を取るように規約を改訂したり、なんか意地汚い感じがする。