身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

苦痛に耐える人生。

 実は、このエントリーは寝床からスマートフォンで書いている。朝、身体が熱くなって、それからダルくて起きられないのだ。
 熱はない。念のため測ってみても体温も35.9℃だ。あと考えられる要因は心労である。
 私は、このBlogは創作日記のようなもので、別に本編を書いているのだが、それが1行も書けない。
 少し前から、このBlogを評価してくれる人が出てきたが、表現力や言葉の持つリズムなどの評価が高い。
 言語操作能力については、皆さん、買いかぶっていらっしゃると思うが、それでも、ある程度の余力があるから表現に気を配れているのだ。
 それに比べて、本編の方は命を削るように書いているので、自分でも余裕がない文章で嫌気が差す。自分の書きたいことが半分も表現できず苦しい。
 ここ何日も、外出もできず風呂にも入れない日が続いている。昨日からは食事も喉を通らない。
 さらに私は日記を付けていて、それが1番、私の心を代弁していて文学的な気がする。このBlogや日記だけ書いていたら、どんなに楽だろうかと思う。
 しかし、私が今までにしてきた体験や、その時の心の動き。激しい感情。そういったものを書くのが私の本分だと思っている。
 死ぬほど苦しいが、それは、私が体験してきた人生そのものだ。苦痛に耐える人生だったが、これからも茨の道を歩く覚悟をしたのだ。