身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

命がけで書くこと。

 昨日は本当に苦しかった。かつて、未遂に終わったが自殺をしようとした経験があるから、これは死ぬに値する苦しさだろう思うときが、たまにある。昨日は、そんな1日だった。今でも、何か覚束ない。

 しかし、私は生きている。死ねなかったなら生きた左証を残さねばならぬ。昨日は、そういった切実な思いで机に向かった。しかし、苦し紛れに書いた作文ともいえぬものが2枚、できただけだった。

 それでも、切実に、自分の作品を読んでほしいと思う。読んでいただける作品を書こうと思う。誰かに私の言葉が届いているのだろうか。そんなことを思いながら昨日は自分のBlogのアクセスログなどを見ていた。

 このBlogは、意外とTwitterからの流入が多いのだが(しかも非公開のものが多いようで判明しないものが多い)、そのような中、Twitterで、このような紹介をしてくださる方がいた。ツィートを埋め込もうか迷ったのだが、この方も別にツィートのバズとかを好まないと思うので本文の引用のみにする。

超絶文章力で綴られる鬱の日々。
命と文学を発信中。
もっと評価されて良い逸材ですよ。

 逸材とまでいっていただくと、嬉しさで、謙遜する暇もないほどの勢いで舞い上がってしまう。そして、文章力は、私が努力して高めているものだから、そこを評価してくれているのが嬉しい。何よりも文学と認識してくれているのが最大の喜び。

 私は、それで金を儲けようとは思わないし、自分の作品がベストセラーになってほしいとも思わない。ただ、それが1人でも、書きたいことがしっかり読み手に伝わる作品を書こうと思っている。そんな私にとって、このツィートは甘露の恵みだった。