身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

途方もない。

 まだ松戸の実家にいる。今朝は目が覚めたのが遅いのに、何か起きる気がしない。酒こそ入っていないが、あの、宿酔いのツーッという頭が重い感じだ。家までドア・ツー・ドアで1時間半、電車に揺られている時間は1時間程度なのに、帰る気がしない。風呂も、数日間、入っていないので、さすがに入らないとなぁと思い、無理して入った。

 そして、すべてのことが煩わしくなった。父の死去に伴い、父宛ての郵便物をチェックして公共料金の請求書などがあると、その都度、名義変更などをしているのだが、今日は、それさえも煩わしい。

 頭も働いていない。携帯電話の請求書が来ていて、10月に解約したはずなのに… と思って携帯電話会社に電話。10月利用分の請求が11月にありますと店頭で言われたのだが、口座から引き落としができなかったために1ヶ月遅れて請求書が来たとのこと。本当、こんなことで電話をして、お悔やみの言葉まで頂いて、申し訳ありません、KDDI

 昨日、母の通院に同行し、前回の採血の結果が悪かったのでと再度の検査となった。検査結果と聞きに来てくださいと言われ、煩わしいので、次回の通院のときに伺いますと言ったら、今日、来てくれという。診療所は数百メートル先なのに、その距離を歩くのも煩わしい。

 このBlogも、始めた時に書いたが、文学作品の補足的な感じで日記Blogにはしないと思っていたのに、今日は、何も捻り出すことができず、こんなエントリーになってしまった。あぁ、また、今日のエントリーも、じっくり読まれないんだろうな…。