身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

Nuisances & Pleasures

 今日は色々なところ(といっても、すべて白金の寓居から起算するとバスで30分以内のところ)に行った。まず、田町。どうも薬が合わなくて診察開始とともにクリニックに飛び込む。ドトールで朝食を… と思っていたら11時近くになってしまった。私のInstagramをフォローしている人は見飽きていると思う、ドトールミラノサンドのセット。

f:id:urigayatsu:20181102170230j:plain

 

 そして、白金を所轄する高輪警察署へ。かつて書いたが、1日に100回、電話を架けてくる困った人がいて、私の親から私を虐待(本人の言葉)しろと電話が架かってきたと1日に100回も電話を架けてきたのだ。

 父親が亡くなってみると、私の親はそんなことは言っていないし、私の親には、私が豪遊していると吹き込んでいたと言う。しかも、それがバレそうになったら、私が100回オジサンに借金しているという嘘を吹き込み金を騙し取ろうとしていた。

 そんなことをしておいて普通なら合わせる顔がないと思うのだが、構ってくれと私にしつこく電話を架けてくる。あまりにしつこいので警察に相談に行ったら、警察にも取り持ってくれと1日に数回の電話があって困っているという。

 今日は、新たな着信履歴を持って警察へ。さすがの警察官も頭に来て、本人を呼び出すことにしたそうだ。目の前で本人に電話をしても出ず、来週、出頭するように言ったと移動中のバスの中に警察官から電話があった。警察官も大変である。

f:id:urigayatsu:20181102170114j:plain

 

 ここまでくると嫌な気分を通り過ぎて面倒っちぃなぁという気分だが、渋谷に行く。実家から引き揚げてきた万年筆のペン先を取り換えたのだが、どうもインクが落ちてこないのだ。それを銀座伊東屋で見てもらおうと、しっかりとポイントカードも持ってきた。

f:id:urigayatsu:20181102170049j:plain

 

 ちなみに使えるポイントカードはデパート内の店舗なので「メルシーカード」ではなく"TOKYU POINT CARD"だ。これも以前、書いた気がするが、ポイントカードになる前のクーポン券「メルシー券」が廃止になったときはポイントカードと合算しない方針だったようで、数万円、全額を使い切った。

 ここと西武LOFTには筆記具カウンターがある。東急ハンズにもあるのだが、誂え(名入れ)を含めた筆記具全体のような感じなので、専門性が高いものや試し書きをして買うものは、渋谷だったら銀座伊東屋から西武LOFTと決めている。

 私も持っていく前に、インク詰まりのチェックを始め、一応は色々と試してみた。店員さんに、あれとこれをやって駄目だったと言って、店員さんも再確認をしてくれたが、どうにも駄目だ。ちなみに三つ揃えの背広(ベストはラペル付き)に五分刈りという、なかなかの風貌の店員さんだった。

 これは修理か… と思っていたら、他の店員さんが、試しに店の超音波洗浄機に入れてみますと言ってくれた。5分ほど入れておくので店内を見ていてくださいと言われ、カウンターに戻ったら、すでに店員さんが試し書きをしている。しかも達筆。💦

 特に問題はないようだが、その店員さんの推測では、内部が乾いたためではないかという。確かに、インクを通さなくなって何年も経っている。一応は洗ってあるのだが、内部に何かこびりついていたとしても不思議ではない。

 ただ、執筆をなさるときに… とか構想を練られるときに… と言われたのだが、私は書類にサインしかしないので、こそばゆい。さらに、調整でインクを使ってしまったのでと、新たにカートリッジを1本くれた。なんか、それだけで、もう、絶対に、次に万年筆を買うときには、この人から買うからなと思った。

 ここから先の私の感想は、書けば書くほど感動が薄れるので止めておく。そして、渋谷に来たら、これもInstagramのフォロワーさんにはおなじみの「本家しぶそば」の竹輪天蕎麦。

f:id:urigayatsu:20181102170214j:plain

 

 面倒なことがあっても、それを明るい表情でリカバリーしてくれる人たちがいて、おかげで沈んでばかりではなく生活できております。

 

P.S. 今回、パーカーが直り、すべての万年筆(というよりインクカートリッジ)をパーカーに揃えたいので、不要になったパイロットの万年筆を読者プレゼントします。おそらく買っても数千円の物ですが、ご希望の方はEメールください。個人宛でなくても発送します。