身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

メルカリの法則。

 メルカリで物を買い損ねた。パーカーが上海で限定で出している、ロブ・ペッパーのパッケージにペンケース、万年筆とインクがセットになっているもの。

 出品者と交渉して2,500円にしてもらい、タイトルも私専用としてもらった。その売約済みのパッケージを、私専用になって価格が下げられた途端に買い付けられた。

 メルカリに訊くと交渉云々に関わらず先に買い付けボタンを押したほうに権利があるとのこと。

 その点、後発のPayPayフリマなどは価格交渉は別ルートで行ない、交渉した相手にしか値引きした代金は適用されない。

 ちなみに、同じものがヤフオク!で7,600円であった。ここで買わないと手に入らなそうだしな… どうする?

 メルカリといえば、ほかにも不快な思いをした。

 コメントした品物に、売主が、だれか買ってくれるといいんだけどとコメントを返してきたので、「半額で売っている店があるから、それは無理でしょう」と書いたら逆切れされた。

 パーカーの万年筆だったのだが、「あなたのような転売ヤーが買うような出所不明な店で買ったのではない、23金だとか噓を言って商売している人は違いますね」と書いてきた。

 いや、その店も正規代理店だし、私が売っているもののペン先は正真正銘の23金だし、これは営業妨害でしょう。

 こちらもメルカリに対応を依頼した。明日には結果が出るだろう。しかし、他人のコメントを見ても、このマーケット、荒んでいるなぁと思った。