身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

1人で飲んだ翌朝。

 感情のブレが、まだ続いている。昨日はBlogのエントリーを早々に書き上げて酒を飲んだ。ちょいと1杯では済まないのは解っているので、缶ビール(500㏄)6本と決めて飲んだ。

 私はなぜか、独りで酒を飲むと、その夜は滝のような汗をかいて目が覚める。2日、シャワーを浴びていないけど、どうせ汗をかくのだから、そのときにシャワーを浴びればいいやと思い、そのまま寝た。

 しかし、汗をかいても目が覚めず、今朝、汗は乾ききっていた(まだ布団は濡れていたけど)のもあるかもしれないが、シャワーを浴びる気がせず、無理して浴びた。

 そして、例によって酒を飲んだ後の落ち込み。これがあるから酒を飲むなと主治医に言われているのだけど、まぁ、感情的になっている部分は少なくなったと思う。少し、頭が冴えた。

 しかし、家族で仲良く出掛ける夢を見て、齢90歳になる親に、久しぶりに電話をした。そうしたら、もっとマメに電話をして来いと言う。そして、また、昔のことを思い出した。

 私が20歳代のころ、当時の主治医は、私が死ぬのではないかと気が気でなかったという。そして、両親に当たってくれたのだが、詳しくは教えてくれなかったものの拒絶されたとのことだ。粘り強い先生なのだが、諦めた。

 その当時のことを思い出したのだ。私が電話をしても、お前なんて関係ないと言われて電話をガチャ切りされた。そして、当時の主治医の目論見通り私は自殺未遂をして大手術になったのだが、そのときも、親は、なかなか手術の立ち会いに来ず、執刀医は怒っていた。

 今、自分から親に電話をしておいて、親の声を聞いて素直に喜べない自分がいる。そんなことを思い出して親を腹立たしく思ったり、親の老衰を自覚して、親が死んだときの自分の経済を考えて暗澹たる気分になったり、やはり感情が表に立ってしまう。

 一昨日の診察では、このように、客観視できている部分もあるので、それを高めるようにしましょうとサインバルタが増量された。それを明日から服むので、少しは良くなることを期待している。

 今日、外出してきたのだが、本当、こういうときは、常々、暴走して大量殺人でも犯したらどうしようかと不安になる。大量殺人は犯さないまでも、また、万引きで捕まるのではないかと思う。

 万引きといっても、店のものをこっそり持ってくるのではなく、店員がいる前で商品を引ったくるように持ってきてしまうのだから、それは捕まるわけだ。自分でも、どうして、そういうことをするのか解らないが、裁判では、極めて悪質と言われて前科が付いた。

 このBlogが更新されないときは、なにか事件に巻き込まれたと思ってほしい。今日はドトールで2時間以上、居座って、かなり回復したが、そう思い詰めるほど、切羽詰まっている。