身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

離人感。

 吉祥寺に行ったら幼児向けのジムがあったり、ちょっと普通の町ではないなと思ったのだけど、そういうことを書くことができない。それらの事実を書くことができないのではなく、PCに向かって文章を書くこと自体ができない。まして、これからペンで日記を付けることができるのかな…。

 感情が先立っていて、それが抑えきれなくて苦しい。自分が、その感情を持っていることに耐えられず、まるで他の自分が傍観しているように感じる。この感覚を離人感というのだが、なかなか説明が難しい。

 この前、「暑い夏は嫌いだ。」というエントリーをアップしたが、夏は、そういうことを思い出すから嫌な気分になったりするのだと思う。会社をクビになるのも、かならず夏だ。それでサラリーマンが勤まらない。

 他にも思い出すことがある。これも、何度か書いた気がするが、私は大学に編入できる専門学校に通っていて、編入が認められたら編入させてくれるという話だった。しかし、全校で上から3番目、全優の成績(本当は全部、優ではないのだが、秀もあるので、平均すれば全優だ)で出たのに、毎日机に向かって勉強できるわけがないといわれて大学へは行かせてもらえなかった。

 昔から今まで半世紀近く、お前は、苦しいこと、嫌なことは何一つしてこなかった、努力はしてこなかったと言われている。いくら頑張っても頑張っても、それを認められたことがない。本当、精神障害者になっても許してくれない。ごめん、ちょっと、これ以上書けない。