身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

自己愛。

 相変わらず辛い。今、夜になりBlogを書くためだけにPCを起動した。

 それでもNHKの朝の連続テレビ小説は観ていて、なぜか、2代目の主人公の「るい」に妙に感情移入して、なぜだろうか考えた。

 今、ネットニュースを見ていて初代主人公でるいの母親・安子が不評だとあり、それでかと膝を打った。

 この前、主治医に、瓜ヶ谷さんは自己愛が強い親に人生を搔き乱されただけで貧困ではないからな… と言われた。

 るいの人生は母親(や父親が戦死したこと)によって大きく狂っている。私の人生も両親によって大きく狂わされた。

 るいが幸いなのは同居していた伯父や祖父までが狂っていないことである。私など実家を出て居候を始めた親の実家で、叔父が変な人だった。

 両親のみならず、叔父によって、せっかく上手く行き始めた人生も台無しにされた。主治医曰く「キチガイ家族の被害者」である。

 ふと、そんなことを思った。相変わらず苦しく、死にたい気持ちと戦っている。苦しいのは、この、朝の連続テレビ小説を観ているからかもしれない。