身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

寝込んで弱気になる。

 今日は、起きよう起きようと思ってもダルくて起きられず、昼過ぎまで寝た。そして、ものすごく弱気になった。

 喉元過ぎれば熱さを忘れるではないが、起きたら忘れてしまうものだ。横になったまま書こうと思ったが、スマートフォンフリック入力は苦手だ。

 なんというか、自分がやっていることが、すごく小さなことに思えた。ものすごく下らないことに力を注いでいるように思えた。

 そして、それまでも一生目が出ないものに思えた。かといって私は普通のことは何もできない。

 もう10年以上、勤めができていないし、近所のスーパーにも週に1回、行くのがやっとだ。それを思うと消え入りたくなる。

 リンクを張ろうと思ったが大したことはないので繰り返して書くにとどめるが、私にとって、遣り甲斐のあることをするのだけが生きている証なのだ。

 そして、前回、実家に行ったとき、親を恋しがる子供の気持ちではないと書いたが、今度は、そういう気持ちで実家に行きたくなった。