身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

小物特集。第6回「フィルムAF一眼レフカメラ "PENTAX MZ-3 Limited Black"」

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 昨日のエントリー、我ながら酷いと思う。今朝は久しぶりに1時間、眠れて、だいぶ疲れとか消耗感が取れたが、本調子には程遠い。

 相変わらず感覚が過敏で、通りを行く人の声やちょっとした光にビビってしまい、家の中でカメラをいじって留飲を下げている。

 

 ここから本題だが、この"PENTAX MZ-3 Limited Packege"に含まれるMZ-3 Limited Blackは私が買った初めての一眼レフカメラだ。今、値段を調べようとしたら領収証が出てきて、2001年1月に122,850円で買っている。

 前年のクリスマスから私はニコンで働き始めて、何かの縁だからとカメラ屋にNikon new FM-2を買いに行った。(社員販売で買わないのは転売防止のため高い値段を設定していたため。)しかし、最初からマニュアルの一眼レフはハードルが高いと店員さんが強く主張する。

 まだ当時のカメラ屋というのは店頭にデモ機が出ている機種は少なかったので、両機を比較することができなかったのだと思う。プロである店員さんが言うのだからと、この高い買い物を即決してしまった。

 結局、後日、NIkon Uを買って、それでは物足りなくて、結局はニコンのマニュアル一眼レフの中級機種は何台も持つようになったのだが、MZ-3は手元にあるのに、Uは早々に他人に譲ってしまった。店員さんが勧めるMZ-3は正解だったのだ。

 昨日の調子で、そのままダラダラと比較記事を書きそうになったけれど、やっぱり触ってて楽しいのはフィルム時代のカメラだなぁと思う次第。AFになってもフィルム時代のほうのカメラのほうがディジタルのカメラより触っていて楽しい。

 ちなみに、下のCMが流れていたとき、まだ在職中だったのだが、高級機ならニコンはいいけど、Nikon D80D90で「やっぱいいわ~」とか「カッケー」とは口にできなかった。ただ、木村君のプロモーション効果は扇千景さん以来だったそうです。