身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

通院で主治医の住んでいるところを知る。

 今日は通院。インヴェガが少量にすると賦活作用があるので減らしましょうと言われ3㎎になった。あと、引っ越しのことが頭を掠めるので先生はどちらにお住まいですかと訊くと目黒区だとのこと。東横線沿線らしい。

 以前は港区のクリニック近くに住んでいたのだけど文化がないという。主治医の言うところの文化とは、お洒落な店とかこだわりの洋服屋などらしい。なんか若者的発想だな。そういえばクリニックのマガジンラックに入っている雑誌もそれ系だし。

 私が考える文化とは、例えば鍵をかけないで置いておいても自転車が盗まれない治安の良さとか、同じお洒落でも相手を刺激しない、主張しない上品なお洒落とか。まぁ、麻布の出身だから古き良き麻布の面影を探しているんだろうな。

 以前も書いた気がするが、「住めば都」という言葉は、もう、言葉からして都=良いところという意味で使われているのだから、それはもう、都に住むのが住み心地がいいでしょう。と思ったら、Twitterで絡みがある周囲の人たちは、そうでもないらしい。