身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

母と話すと死にたくなる。

 母と2時間ほど電話。相変わらず頭から骨が粉になって出てくるという訳の判らない話をする。そして、形相が変わって見られたものではないから実家に来るなと言う。

 形相が変わって… というのは、私は父が死ぬ前、文字通り門前払いをされていて何年も母に会っていなかったから、人間の顔つきは、こんなに変わるものかと驚いたので、それがさらに進んでいるのだろう。

 しかし、金曜日に地方自治体からではなく医師会から医者が来て何か言っていったと言う。私は何か詐欺ではないかと疑っているが、母と話すと心配ばかり増える。聞けば聞くほど死にたくなる。

 今日は昼過ぎまで起きられなかったが、明日は健康診断で午前9時に会場に入っていなければならない。起きられるか不安なので、この程度を書くに留める。