身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

通院の記録。㉗

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 今日は本当に調子が悪いどころではなく、普段は出られるときに出てしまおうということで早く着くことはあるのだが、今日は起きられずに遅刻、しかも着替えられず寝間着のまま出る。

 六本木に住んでいたときは終電がなくなった後、寝間着のまま行くと(青山ブックセンターの六本木店は午前2時まで営業だった)地元っぽくてオシャレしゃれなどと言われていたが、今は、スウェットで、真昼間の東京タワー前である。

 まず、朝11時まで目が覚めないことを訴える。それも、目が覚めたというより気絶から覚めたという感じ。そして苦しんで午後7時前後まで動けない。苦しさがなく動けるのは2時間程度。

 主治医は、苦しいのは何とかしたいなと言ってレメロンを出したのかな? こういう症状なので、これを出しますと説明されるのだが、どれがどれか判らない。結果的にはレメロンが増えてドラールベンザリンに代わり、新しくレキサルティトいう薬が出た。

 

P.S. こんな調子では実家に金を取りになど行けないが、母に電話をすると、金を振り込むのは絶対に嫌だと言う。できない、ではなくて、やるのが嫌だ、である。高校時代に精神を病んだら家を追い出して、それから文字通り門扉も開けず、父が死んだら、毎月、泊りで遊びに付き合いに来いとは勝手なものだ。