身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

寝のために食を忘れる。

 一睡もできない日が続いたと思えば眠くて起きられない日が続く。朝、訪問看護が来たので起き出したものの、朝食も昼食も摂らず寝落ち。先週の土曜日に実家に行ってからTVドラマを1本も観ていないので録画が溜まっている。精神状態が酷いときは続きを見なければ死ねないとまで思ったTVドラマだが、今は、どうでも良い。

 先週、なかなかシャワーを浴びられなくて、久しぶりに髭を剃ったら剃刀負けが酷い。以前、私がクズ医者と呼ぶ心臓が針の筵の上で転がされている感じがしたときの主治医は、口の周りに白い髭を生やしたように剃刀負けして皮膚が浮いているのを見て、不精して風呂に入らなかったからだと言った。今回、もっと長期間、風呂に入れなかったのに剃刀負けは、そんなに酷くなく、やはり当時は病気が酷かったのだなと思う。

 また、体質的に飲んでいる薬によっては頭皮が剥離してしまう。よくフケと間違われるのだが、洗うときに頭の皮膚がただれたようになってしまって、そこが回復してカサブタのようになってしまうのだ。しかし、これでは人前に出れない。やれやれだ。