身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

星占い、信じますか?

 今日からしっかり正常運転のつもりが睡魔に襲われて午後3時まで寝てしまった。朝、スマートフォンで一通りの情報をチェックするとき、ポイントサイトのくじで2つも当たりが出て、幸先が良いな、今日は色々としようと思った矢先だった。

 午後3時にモサモサと起き出してPCを立ち上げて、スタートページにしてある星占いのサイトを見ると、今日は運勢が悪い。朝、どうしてもやらなければならないことがあるときに星占いの悪い結果を見ると、やらなければならないことが、すべからく上手くいかない気がする。

 星占いの悪い結果を見ると、1日、心に引っ掛かる。上手くいかない気がするので予定をキャンセルしても、ひょっとして、良くないこととというのは予定をキャンセルしたことで、予定を履行していたら上手くいっていたのかもしれないなどと穿ったことを考えたりする。

 他方、今日のように、本来はやることがないのにオプションでやるべきことが多いとき、星占いの悪い結果を見ると、それでは止めようという気にになる。今日は幸先が良いと思っていて色々とやっていたら、きっと上手くはいかなかったんだよ、できなくて良かったんじゃないか… という気になる。

 けっきょく、何かやるべきときには良い結果の、何もしないときには悪い結果の星占いが心を後押しをしてくれるのだが、そうでないときは、けっこう辛んどい。都合が悪い占いの結果はサッサと忘れられればいいのだが。