身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

酒が飲めない。

 旧前から書いているが酒を飲むには2つの理由がある。1つは現実が抱えきれなくなったとき。これは現実逃避といって良いだろう。そういう理由があるとき。もう1つは快楽を得るため。前者の理由以外は飲まないと決めている。

 ただ微妙なのは、付き合い酒である。不味い付き合い酒は、どちらに分類すべきか。飲みたくないのに飲むというのは前者に当たるだろう。しかも、付き合いという性格上、逃げるわけにもいかない。

 さて、今日、理由はいかんとあれ飲んでいる。それが不味い。しかも、酔おうとしても酔えない。なかなか厄介だ。