身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

個人の事情と厚顔無恥。

 ここ数日、まったく疲れが取れない。午前10時に訪問看護師(初めての人)が来たのだが、それまで寝ていて、起き上がってもフラフラ、30分の訪問時間が終わると同時に再び寝てしまった。寝たといっても眠れたのではなく、頭がグルグルして水をを飲みにもトイレにも行けない。起きているのも辛い事情を察してほしい。

 何とか昼過ぎに寓居1階のコンビニに昼食(といっても、今日初めての食事だが)を買いに行く。そこにマンションの自治会長がいて、きちんと着替えて身だしなみを整えろと煩い。

 この人、他人の都合など、何にも考えない人。先日、救急車が来て、重症の子供を前に母親が号泣していたのだが、そんな母親に向かって、大事になるから救急車を呼ぶななどと怒っている。

 テメェが倒れても、きちんと背広来てネクタイしているときでないと救急車なんて呼んでやらないからなと誓った。

 また、こんなこともあった。寓居に寿司の出前を装って金を取りに来た輩がいたので警察に通報したのだが、そのときも自治会長が、寿司の誤配ぐらいで警察を呼ばれるとマンションの管理体制が疑われると煩い。

 しかし、その翌日には、マンション内で寿司の出前を装った詐欺が発生して被害が出ましたとマンションの自治会長名で張り紙。私には一言もなし。恥ずかしくないのかしら。

 ここは妻も曲者で、私はメンタル不全があるから午前2時などにゴミ捨て場にゴミを捨てに行くときもあるのだが、他の家のゴミを開けて中を漁っている。自治会長自身、管理人に指示をして鍵を開けさせ他人の郵便物をチェックしている。

 それを指摘すると「俺は自治会長だぞ!」自治会長は独裁者であっていいのか。なお、それまでの自治会長は別に役員報酬など貰わず手弁当でしていたのだが、その自治会長は数万円の役員報酬が出るように管理規約を改定した。