身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

発達障害の遺伝?

 実家にいる。どの辺が根拠になるのか判らないが、主治医は、私の父が発達障害ではないかと言う。
 実家に来て、母が、やはり父はヘンだったと思うのよねと言っていて、何かと思ったら、まるで認知症のように、例えばトイレットペーパーのようなものを大量に買ってある。
 私も、今は冷静だし正常な判断ができているが、変な女にそそのかれたとはいえ、まるで偏執狂のように同じ物をコレクターのように集めていたことがあった。
 これが、主治医がいう、発達障害の半分は遺伝と言っていたことかもしれないと目の当たりにした。