身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

時が流れることタイムラプスのごとし。

 まだICキャッシュカードにしていない銀行のキャッシュカードが1枚あり、それを切り替えに銀行に行ったら2時間も掛かった。待ち時間が2時間ではなく、受付から処理が終わるまで2時間かかった。

 都市銀行地方銀行も、信用金庫でさえ、キャッシュカードの切り替えで、こんなに時間がかかった銀行は他にない。ちなみに都市銀行だけどメガバンクでないところである。昔はヤフオク! の落札者の便宜のために色々な銀行に口座を開いたが、これは解約かな。

 今日は私は仕事がなくて(そもそも無職なので金に直結している仕事はゼロなのだが)気長に構えていたのだが、何もしていないのに、あれをしなくては、これをしなくてはと考えていて、しかし何もできなかった2時間だった。死ぬときに人生が走馬灯のように見えるというが、濃度が薄くて、やったことだけを挙げると一瞬のような時間だった。

 まるで走馬灯のように… そんなことを考えながらタイムラプス映像を作成していた。昨日、撮った動画を、1秒30コマに切り出し、それを1秒180コマで再生する映像を作った。初めてのことなので、何コマにしていいのか判らず、とりあえず、(おそらくNTSCだろうから)1フレーム1コマ、6倍速という感じで設定した。適切な値なのかどうか、まだ判らない。

 

元映像(音が出ます)


2019年09月19日・常磐線松戸駅・金町駅間

 

タイムラプス映像(音は出ません)


2019年09月19日・常磐線松戸駅・金町駅間 Time Lapse

 

 "Lapse It"というアプリを使ったのだが、切り出したコマのJPEG画像が作られ、それを再びMP4映像に変換する。3分20秒の映像だが、使い方が判らないとはいえ、銀行にいる時間、まるまる掛った。特に画像の切り出しに時間が掛かった。あまりの処理の長さに不安になり、1回、処理を中断してしまった。

 しかし、25秒の映像を作るのに、元映像が3分20秒で作成に何時間も掛かったと思うと、時間の密度というものが判らなくなる。しかも、できた映像を見ると、向かってくる10両編成の電車が潰されたように短く見える。銀行での待ち時間2時間、密度が低い時間を過ごしたなと思ったのだが、スマートフォンにとっては密度が濃い時間だったのかもしれない。

 

おまけ・毎日とっている渋谷の映像もタイムラプスにしてみた。(音は出ません)


2019年09月20日・渋谷ハチ公前スクランブル交差点 Time Lapse

 

元映像は、こちら。(音が出ます)


2019年09月20日・渋谷ハチ公前スクランブル交差点