身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

精神病の病苦。

 気が付けば更新日数が700日を超えていた。そんなことに気が付かないほど苦しんでいる。心臓の痛みはなかったものの汗をビッショリかいて恐怖感に襲われている。

 昨日はマンションの飲み会に出た。私が古参の人たちのテーブルに着いたらテーブルの空気が悪くなった。昨年まで、新参の人のテーブルに着くと話が盛り上がって他のテーブルからも人が来るくらいだったので、おそらく、私が精神障害者ということを知っていて悪い印象を抱いているのだろう。本当に、区の行政サービスを利用するまで、自分でも何をしていたのか記憶にない。警察に何度も掴まったことも覚えていない。

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 そして、午前2時ごろ、また異様に臭い汗をかいた。肩もパンパンに張っている。しかし起きられない。午前5時ごろに再び目が覚めたが、さながら小便の中にいるようだ。かつて、心臓が針の筵の上で転がされるような感じがして1日に1時間も眠れなかったときも、布団が小便臭かった。そのときは、本当に、のたうち回っていたので判らなかったが、やはり臭い汗を大量にかいていたのだろう。

 毎回、同じことを書くが、家は汚部屋だし、美味いものを食べたいと思う以前に何を食べても美味くないし、せっかく都心に住んでいるのに、どこに行こうという気もしない。毎日、何が楽しくて生きているのかと思う。まだ病気が軽かったころ、他の精神障害者が何もできないと泣いていて、なんで何も「しようとしない」のかと思ったが、本当に、何も「できない」ようになる。今朝のTwitterFacebookの投稿を見ても日本語になっていない。一杯いっぱいで大人らしく振る舞うこともできず幼稚に見える。泣く気持ちが判る。

 そして、家も綺麗で自転車に会社に通っていた自分と比較してしまう。精神病で死ぬというと鬱が昂じて自殺するということを思い浮かべる方が多いと思うが、今の私は、もっと客観的に、苦しい毎日、楽しみもないし自分のことができない自分、良くなる見込みのない将来というものを見ていて、こんな思いをするのなら死にたいと思う。精神病の苦しみは鬱の苦しみだけではない。