身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

苦しいうちは大丈夫。

 実は、朝から、起きよう起きようとしても起きられず意識を失い… を未だに繰り返している。このことを、以前、クズ医者は寝ていたいための言い訳と言ったが、実際の私は意識がハッキリするたびに起きなくては起きなくてはと焦っている。

 眠いのではなく意識が落ちるのだから、眠気より自分の意欲で何とかできる範囲は少なく、なおさら厄介だ。しかし、苦しいと思っているうちは、「寝ていたいための言い訳」をしているのではないと自覚できるから、まだ大丈夫だと思う。

 クズ医者よ、そういうあなたの発言ひとつひとつで、あなたが如何に楽に適当に生きたいかということが良く判るよ。私がクズではないと自覚させてくれてありがとう。

 また、前にも書いたように肺炎で死にそうになったときは逆に楽だったのだが、生きて苦しんでいるよりは死んだほうがマシと思わない程度に現状も改善しているようで、それはそれで、また、大丈夫ではないかと思っている。