身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

コンビニのイートインスペース。

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 今、私は、このエントリーをコンビニのイートインスペースで書いている。母親は午前2時・3時までTVを大音響で付けていて眠れないし、叔父は朝から飲んだくれている。叔父は好き勝手やっているのに、私はコーヒーを飲むことも許されない。

 カフェインも切れてブッ倒れたのだが、叔父はヘラヘラ笑っている。薬を服まないと眠れないと言うのに、酒を飲んで適当な時間に休めと言う。どいつもこいつも好き勝手やって、私は休む場所もない。

 フラッとコーヒーを飲もうと思って家を出たが、松戸市小金原というところは喫茶店砂漠である。セブンイレブンを見付けたのでコンビニコーヒーを買って店のところで飲もうとしたら、そこは飲食をする場所ではありませんと追い出された。

 これは缶コーヒーを買ってバス停のベンチかな… と思ったら、イートインスペースがあるファミリーマートを発見。コーヒーを1杯、買って、ぼんやりと飲んでいたら、急に腹が減ってきた。

 小金原にはツォップという新しいパン屋ができて好評なのだが、試しに買ってみても家でも食べさせてもらえなかった。考えてみれば、ここ数日、まともに食べ物も摂っていない。

 忙しいと何も食べなくても平気だし、ホッとすると腹が減るということって、本当に、あるんだなと思った。本当に、事実は小説より奇なのだと思ったら、思わず笑ってしまった。

 

住宅しかない松戸市小金原の街並み。しかし、カローラやサニー・マーチなどが並んでいると、外車しか並んでいない東京都港区と違って正しい住宅地という感じがする。

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