身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

病気との戦いに疲れた。

 昨晩は変な気持ちがして寝る気がしなかった。かといってTVドラマを観ようとしても頭に入らない。結局、長い間、横になった挙句に眠ることができた。

 今朝は目が覚めたのが正午近く。身体が動かない。それに、変な夢を見て身体に力が入っていて身体中が痛く、不安と恐怖で疲れ切っている。

 死にたいと思うが、いわゆる希死念慮ではない。もう、このような毎日に疲れ切ってしまって、こんな毎日が続くくらいなら死にたいという気分である。

 今日は通院だった。疲れが取れたらTVドラマを観たり、もう1ヶ月近くも行けていないので、そう表現していいのか知らないが、行きつけの喫茶店に行きたかった。

 不安と恐怖から来る焦燥感でジッとしていられず、集中力がないためにスマートフォンすら見ることができない。それが、この店に来ると1時間は何かできる。

 昨日は、そんな店への感謝の気持ちが強く、思わず電話を架けて賛辞を述べたい衝動に駆れたほどだ。さすがに、変な人になるから止めたけど。

 さて、ジッとしていられず、バスを待ってもいられず、時間より早く小走りでクリニックに行く。クリニックでは産業医としての患者がいて、なかなか診察が始まらない。

 で、診察。コントミンを服むと気分がおかしくなると言ったら、麻酔を打ったらなおさら目が覚めるようなことで理解できない、服まないようにする以外ないと言う。

 常用の薬については効くのに2週間くらい掛かりますとのこと。まったくアイデアがないので頓服としてニューレプチルを再び試してみますか? で終了になった。

 比較的落ち着いていたのに、こうなったのは、やっぱりお母さんのことが大きいんじゃないかな… とのことだった。

 しかし焦燥感が激しくて文章が書けない…。TVドラマを観ても、イライラして1時間ものを観るのに数時間かかる。自分でTVドラマを作っているのかという話。