身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

何が辛いって…。

 苦しくてできないのにモノグサでやらないと思われること、苦しいのに駄々をこねていると思われること、これが何より辛い。

 今朝も早朝、汗をビッショリかいて目が覚めたが身体が動かない。眠剤が効いていることもあるだろう。結局、汗が乾くまで動けなかった。

 また、目が覚めたら焦燥感が激しい。ジッと寝ていられないし、起きたら起きたで、文章1センテンスも集中して読むことができない。

 あまりに辛くて訪問看護に電話。ちょうどオンコール担当が私の担当看護師だった。50分も話をする。ほとんどお説教。

 汗をかいたら着替えてくださいと言われる。また、みんな、集中力が持たなくても色々と気を紛らわせて作業をしたりしているんですと言われる。

 集中力が持たないのではなく、焦燥感で休まることもないのだ。横になっても休まらないと言っても、頭を空にして休まなければ、と言われる。

 そんなことができるのなら、とっくにしている。そして、楽しいことを見付けましょうと言われるが、Facebookで友人のジョーク投稿すら読むのが苦痛だ。

 結局、皆、自分の物指しでしか物が計れないし、私のような病人の気持ちなど、結局、健常者には判らないのだろう。

 

 本当に焦燥感で集中できなくて、こんなまとまりのない文章でごめんなさい。これも病気のせいなのだけど、どうせ、その程度の集中力だと思われるんだろうな。

 檀一雄が火宅の人とかいっているけど、文学作品を作る余裕があるのは、全然、火宅ではないと思います。