身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

日記より転載。

 セロクエル100㎎x4錠が出て、まったく起きられない。夜中に目が覚めたとき、やっと25,000円の万年筆セットが売れたので発送しなければと思うが、それどころではない。

 眠っているところを訪問看護が来たときだけ起きる。生あくびと涙が止まらない。帰ってすぐに再び寝る。頭が働かない。

 寝ていたら見知らぬ携帯電話より着信。松戸市の馬橋救急隊だと言う。母が救急車を呼んで、どこが悪いかは私に訊いてくれと言ったという。

 母が横にいるので、まさか「妄想でどこも悪くありません」とは言えず、ケアマネージャーに話を振る。母はケアマネージャーは判ってくれないと言っていて、それで私に電話をするように言ったのだろうが、朦朧としていて、どう判断して良いのか判らない。

 午後5時過ぎまで眠る。先生に電話をしてセロクエルを減らす許可は取ったのだが、今日は、そんなことで気分が悪いので熟睡したく同じ量を1時間早く服む。