身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

死ぬに死ねない。

 昨日は薬を服んで寝てから母より電話が来て参った。通院するのでタクシー会社の電話番号を調べて欲しいと言うのだが、前回はケアマネージャーが同行したのに、今回は一人で大丈夫なのか(しかも雨だし)。そういうことがケアマネージャーから全く連絡が来ない。

 さて、昨日は配信でTVドラマ「珈琲いかがでしょう」を観た。中村倫也さん演じる主人公の青山が足抜けしたヤクザの現組長に拉致されるところだった。まだ「坊ちゃん」と呼ばれていた子供時代の組長とのエピソードが描かれて、次回は事態が進展して最終回だ。

 これを観て思ったのは「最終回を観るまで死ぬに死ねないな」だった。それだけ今の自分が死にたくて、そんなものにでも縋っていないとならない状況なのかもしれない。しかし、昨日の母からの電話には参った。午前3時に目が覚め、薬も残っているので1日、のたうち回っていた。そんな気持ちも吹っ飛んでしまった。