身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

New Year's Eve.

 なぜか英語が降ってきた。きっと、英語を聞いたから。今日は行きつけの喫茶店へ。行きつけといっても寝込んでいたので10日ぶりである。行きたくない理由のひとつに、スマートフォンのデータ容量の残りが少ないこともある。また、朝起きたら肩に思いっきり力が入っていて寝不足なのだ。

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 私はauを使っているのだが、「ピタットプラン」なる契約プランで、1GBを超えると、次は4GBまで同料金となる。以前、契約していた契約プランは2GB定容量のもので、たいがい2GBあれば足りたが、振り切るとSuicaのチャージもできなくなるというものだった。

 ともかく渋谷へ。人の出は、中心部には行かなかったので多いのか少ないのか判らない。ただ、バスに途中から乗ってくる人が多く、途中から満席になった。印象だけでいうと、思ったより人出は多い印象。

 早食いの蕎麦屋で蕎麦を食う。ここは超満員。みんな、これをもって年越し蕎麦にするのか。サービスで温泉卵が付いた。ここは行くたびに働いている人が違うという店だが、「良いお年を!」と送り出してくれた。しかし冷たい蕎麦は冷たかった。

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 喫茶店では温かいコーヒーを。振戦が走ってミルクをこぼしてしまった。こういうときに神経病みは嫌だなと思う。他、今朝は肌の乾燥が激しく顔の皮膚がみっともないほどに剥離していて、それも外出を嫌うひとつの理由だった。精神・神経を病むことは肉体を病むより厄介だ。

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 なんかシンプルなカップで出てきて、心がリセットされた感じ。ミルクをこぼしたときの落ち着きのなさは失われ、本を持ち込んで読めばよかったなと思う。昨日も色々と感情的にドタバタしたけど、引っ越さなければならないときは引っ越さなければならないし、なるようになるのではないかと思った。

 帰ってみると、なんか、もっと落ち着いて過ごせばよかったなと悔やまれる。せっかく家にいるのだから溜まったTVドラマの録画でも観ればいいのだが、そんな気になれない。中には昨シーズンのものも残っていて、第8話まで観たので意地で観ているという感じのものもある。

 ともかく年が変わる。昨日も書いたが来年は50歳である。沖縄の人が返還50年といっていて、そうだった、「ちゅらさん」ではないが沖縄返還の年に生まれたのだったと思い出す。何年たっても使えるネタだ。

 今年1年、あまり落ち着いた年ではなかったのだけど、かといって何かドタバタした覚えというのはない。何もなかった割に、自分のことも何もしていない。本も読んでいないし物も書いていない。

 ともかく、読者の諸氏は、今年1年、お付き合いいただき、ありがとうございました。来年は、もうちょっと悪足搔きすると思いますが、よろしくお付き合いいただければ幸いです。よいお年(歳?)をお迎えください。