身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

ほぼ正常化したものの。

 相変わらず訪問看護師がキツい。裏切りと言われたって古い薬を服んだだけでしょというのが私の正直なところ。今日は他の訪問看護師が来る。

 しかし、来た訪問看護師が、〇×容疑者(名前失念)も可哀想よねと言う。何の容疑者か訊くと京都アニメーション放火事件の容疑者だという。彼も訪問看護が入っていたらしい。

 罪を憎んで人を憎まずとかエラソーなことを言う気はないが、快楽を求めた犯罪でない限り誰が悪いという問題ではないと私は思う。

 TVドラマ「知らなくていいコト」で、犯人は毒草を毒草と知らず良かれと思って食品に混入した幼児で、主人公の父は、その罪を被って有罪判決を受けたということになっているが、だったら、なぜ、主人公の父は幼児の犯行としていてはいけなかったのか。

 それは、幼児の犯行だとしたら、知らないとはいえ有罪で厳罰に処されるからである。知らなかったでは済まされないと言われるが、過失傷害とはいえ知らなかったなら知らなかったなりの対処がされるべきではないのか。

 別に京都アニメーション放火事件の犯人の刑を減刑しろと言っているのではない。病気のせいだとしたら、その治療をしていた主治医にも問題があるのではないのか。

 犯人(容疑者)は自分の作品が盗用されたと主張しているとかいないとかいう話も流れてきた。私のネットストーカーも、他人のコンテンツのコピーである自分のブログがGoogleの検索結果からは外されたのは社会的影響力が大きいからだと自称している。

 両人とも頭がオカシイことに変わりはないのだが、だからといって、その責任を全て犯人に負わせていいものか。犯人の治療に当たった医師にも責任を感じて欲しいと思う。