身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

防水加工の革靴の手入れに失敗した。

 私の大好きな大石静オリジナル脚本の新作TVドラマが始まったので、そのことを書こうかと思ったが、もう少し物語が進むまで貯めておく。しかし、もともと丸顔だから判らないが、吉高由里子さん、少し太った?

 さて、掲題のままの話である。昨年の梅雨時期に、ジーンズやコットンパンツに合う防水の革靴を買った。色はキャメル。防水というからには表面にフッ素加工でもしてあるのだろうと、履く前に敢えて何もしなかった。

 トラベルシューズなので大丈夫だろうと、革靴なのに2・3日連続で履いたこともあるが、頻度としては月に数回、履けば多い方。足型がフィットして、気に入って履いていた。そうしたら、引っ掻き傷のような擦り傷と、汚れが付いた。

 さすがに、これは何とかしなければ駄目かな… と思い、靴クリームを塗った。まず、この時点でアウト。目立たないところでテストしてみればよかったのだが、靴クリームが通勤用の靴の茶色しかなく、それを塗ったら、ものの見事にキャメル地のところとムラに(苦笑)。

 やはり表面に撥水加工がしてあるのか、均一に伸びない。もう、この時点で、なぜ、合った色の靴クリームを買って来なかったのか反省しきりなのだが、悪あがきをしてサドルソープで塗った靴クリームを落とそうと試みる。そうしたら、ムラが尚更ひどくなる。もう、リカバーしきれない。

 この靴を買う前は、スウェードスニーカーに防水スプレーを噴いて使っていたのだが、表面をブラッシングすればいいので、よほど綺麗だった。防水性能も引けを取らないし。それにしても、これは、どうしたものかな… と頭を痛めている。