身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

何の疑問も感じずフツーに虐待や嫌がらせをする人たち。

 本来は母がすべきことをやっていて、しかも母に上げ足を取られているので、まだ相続の手続きに飛び回っている。勤め人ならクビになってたね。昨日、火災保険の名義変更を行なったのは既述の通り。それで思い出すのは、これも母の代わりに父の死亡届を出し、国民年金・厚生年金・共済年金厚生年金基金の遺族年金の請求手続きをしたことだ。

 銀行にも死亡届を出したのだが、銀行が法定相続(配偶者1/2・子供1/2)で手続きをしようとすると、本当は父の預金を使い続けていればいいのに、お前は遺産をブン取れると思って不要な相続という手続きをして嬉々として飛び回っているのだろうと私を詰(なじ)ったことも書いた。

 父の生命保険の受け取り手続きなど、私には1文も入ってこない。その金額自体で、すでに私が相続することにされた金額を超えているのに、心外である。しかも、自分の生命保険の受取人を自分にしようとしたときには、こいつ、頭がオカシイのではないかと思った。後述のように、実際、オカシイのだが。

 昨日、行なった火災保険の手続きも私の利益にはならない。さらに母が手続きをしないので委任状を取って新宿まで行ったのに、また詰られるのかと嫌な気分になった。他人名義の預金を平気の平左で使おうとする母なので、道徳よりも大事なのは自分の利益である。

 そして、銀行にも死亡届を出しているので預金は凍結されていたのだが、金の猛者となっている母は、私が手続きのために持ち出しているのに、通帳! 通帳! と私から通帳を取り上げようとした。

 通帳紛失で手続きができるのだが、あるのを知っていて紛失と届けるのは、なんとなく気が引ける。なんで取引銀行が判ったの? と訊かれて、どう答えればいいのだ。とりあえず相続の手続きが終わって送り返された通帳を母に渡し、母は、すでに無効になっている通帳を後生大事に持っている。

 先日、他人に、母が、こういうことをしませんでしたか? と訊かれて、まったく別の行為なのに、私から通帳を取り上げることは、そういう心理からなのかと、あ! と思ったことがある。ここのところのことで忙殺されて忘れてしまったのが残念だが。

 しかし、洗脳が解けるというか親を振り払うことで見えてくることというのがある。前任のクズ医者に掛かっていたとき、心疾患まで併発して救急車で運ばれるようになっても、クズ医者に鼻で笑われて、さすがに死ぬなと思って医者を替えたのも既述の通り。

 クズ医者から今の主治医に替えたときも、親はこれ以上になく素晴らしい先生に当たって喜んでいるのに、痛いところを突かれて親を悪者にする医者に替えるなんて言語道断だと、46歳になる私に嫌がらせをした。110番するぞと脅され、不思議がる人がいるかもしれないが、私は怖気づいた。

 それで見えてくるのは、親は、フツーに私を支配して、医療を受ける権利すらフツーに奪いたかったということだ。子供のときに40℃を越える部屋に閉じ込められて熱中症で何度も倒れたのだが、運ばれた医者が親の虐待を疑わないということに疑問を感じる。

 虐待で心理状態が滅茶苦茶だったから覚えていないが(熱中症で倒れたことも忘れていて、親が他人に私がヤワだといって話したそうで、それを又聞きした)今になると親は無意識に嘘を付いていたのだろうと思う。母のケアマネージャーさんに母がこう言っていますがと言うと、勘違いに決まっています! 嘘を付くつもりではなかったんです! と声高に言われる。それだけ自然に嘘を付いているということか。

 自分たちで病力を振るっておいて、私が家庭内暴力を振るったことにして110番して警察官を呼び私を殴らせるなどという振る舞いを自然にし、私が熱中症で倒れていたことを平然と他人に話すくらいだから、きっと悪いと意識したことはないのだろう。

 洗脳が解けた今は、母親を殺したいと、フツーに思う。昨今、また、私のネットストーカーが私は「麻生」という場所の金持ちのワガママ・ボンボン息子で、ママに叱られても駄々をこねていると書いているサイトを立ち上げた。

 変に手出しをせず法的措置を取る方向で考えていたのだが、法務局より法の限界という回答を貰った。自衛手段としては、そこに乗り込んでいくしかないので、その場で反論したら「お願いだから」お止めくださいとか書いてきた。喧嘩を売って買った人間にお止めくださいもないものだ。しかも、「お願い」しておきながら「卑怯者」とも書いてきた。

 私の親にしろネットストーカーにしろ、自己矛盾に富んでいて、それらが全て自分に都合がよく、それを疑問に思わないオカシイ人が多すぎる。私は、もう、そいつらには忖度することなく、「頭オカシイんじゃないの?」「死ねよ」とフツーに言うようにしたい。