身の上話

身の上に起こった、嘘のような本当の話。タイトルは佐藤正午作品から。

連載中断。

 誰も連載として読んでいないという話もあるが、紹介したいものがあるのに「小物特集」は暫し中断して述べさせていただく。

 今日、一睡もしないで、仕事以下の、バイト以下の、小銭稼ぎに行ってきた。今日は自宅で考える仕事がしたかったのだけど、ヤなことがあったので逆に用事を入れた。

 

 昨晩、深夜のこと。眠れない私は夜食を求めにコンビニに行った。そうしたら寓居マンションの前に救急車が止まっていたのだ。

 そして玄関内部では激しい諍いが繰り広げられていた。自治管理組合の組合長が救急車を呼んだ若い女性を怒鳴り付けている。

 ちなみに組合長の部屋は通りから最も遠く、通りに最も近い私の部屋からも救急車が来たのが判らなかった。

 60歳代男性の組合長は、これで救急車を呼んだのは2回目だ! なんど救急車を呼んだら気が済むのかと若い女性に怒鳴っていた。

 同じように理不尽な文句を私も浴びせられたことがある(しかも完全に違法行為)。私が屈しなかったら組合長は詫び状を書いてきた。そんな奴だ。

 見届けてやろうじゃないか、と思った。黙って、その場にいた。女性は怒りで顔が紅潮して半ば泣きながら反論していた。

 これ以上、泣かせたらいかんだろう、と私が警察へ電話をしようとした… ら組合長が逃げた。

 捨て台詞「俺は理事長だぞ! 文句があったら理事会に言え!。」コイツの認識は自分は仲良しクラブ・理事会の長であり自治会の長ではないのだ。

 

 なんか釈然としなくて、今朝の8時15分(警視庁は9時開庁ではないのね)に警察署の防犯係の知り合いの警察官に電話をした。

 その警察官は、通報しなかったのは良かったと思うと言う。警察を呼んだら、その女性が、対立はしていないと言う可能性があるという。

 確かに組合長とイザコザを起こしたといったら立場が悪くなるかと考えるかもしれない(ほかの解釈があったらご教示ください)。

 

 しかし、私が何よりも嫌なのが、反骨精神のせいかもしれないが、傍から見ると組合長のパワハラともイジメとも見える行動が、まかり通ってしまうことだ。

 今日のクライアントさんは身内に国家政党の職員の方もいるということで、私の政治信条が出ない程度に(笑)政治の話もする。

 それで思ったのだが、民主政治は任侠道ではない。立場が上の人に服従する必要もないし、文句も言っていい。日本の役所は苦情を受け入れるセクションもある。

 

 なんかね…

 

 偉い人には絶対服従っていう悪しき習慣、辞めにしませんか。人間、みな平等、選挙広報みたいですが、あなたの1票で、その人は偉くなくなったりもするんです。